寒いから、動いてみました
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますから、東京も涼しくなっていることでしょう。清里は、朝が寒い。ダウンジャケットを着込んでいます。数日前からプロパンガスのストーブもつけてます。
夜はこのところ毎日入浴。お風呂嫌いの僕ですが、手足の指先のしびれが消えるので。
日中は、目的なくせっせと樹木集め。
先日の台風でたおれた樹木は、即、市役所の担当部署から派遣された作業員が、交通のじゃまにならないようにチェーンソーで裁断して片付ける。訊いたら、僕の持っている電気式ではなく、ガソリンエンジンで動くヤツ。馬力が違うそうです。
樵の友達に事前に訊いておけばよかった。
裁断した樹木といっても、1本30〜40kg前後ありますから、「ねこ」に載せて運ぶと、汗だくになります。運動にもなるし、気に入りました。
もう「都会サイズ」のチマチマした樹木には、懲りました。集めて何か作っても、見栄えがしません。
約400mの距離を、5往復しました。例によって、途中でひっかかる。
その1
おばあちゃんが、はな豆の皮をむいている。赤と白のツートンカラーの豆。豆より皮が気に入りました。そのままで充分アート。段ボール1箱分、譲ってもらう。
「何をするの?」。
「庭にまこうと思って」。
「軽いから、飛んでっちゃうよ」。それでもいいの。
その2
ズッキーニとカボチャをくれた、おじいちゃん。「これも栽培している」と、見たら、瓢箪。
青い瓢箪を初めて見ました。茶色に乾燥させる工程を教わり、「一輪挿しにいいよ」と、美術愛好家。8個もらう。大中小&ベビーサイズまで。
瓢箪は食料にはならないのだそうです。意外でした。
その3
農機具で草刈りをやっている、おじさん。畜産業として乳牛を飼っている、つまり観光牧場ではないから看板は出していません。
毎日通る道の奥に、乳牛が約20頭いたのでした。搾乳作業中を訪問。牛も、初めての人はわかるんだと思う。一斉に僕を見る。
至近距離で見ると巨大です。飼料を食べ終わると、ゴロンと寝る。人と一緒。
その4
家屋があるところだけが、自分の地所とは限らない。飛び地で所有しているのです。
倒れた木材の地所も、そこから離れた方が所有してました。彼は一面を草刈り器で作業中。さっそく、やらせてもらう。
5分もすると「じゃぁ、もういいでしょう」と、仕事の邪魔であることを明言される。
いろいろひっかかって、庭に並んだ樹木たち。さて、これから何を作ろうと頭をひねるのが楽しい。聴いていたのは、この曲。
コーヒーを飲み、チーズを食べ、物足りないから、お菓子も食べる。東京ではめったに食べないのに。袋がパンパンに膨らむのがおもしろくてね。何か意思でも持っているようで。7月に買ったお菓子の袋まも、未だにパンパン。
清里では、お菓子は各種常備してますよ。そうだ、地元「その1〜4」の皆さんにお裾分けしてから、東京に帰ろう。