ご陽気も、陰々滅々もいいね - 僕だっちタイムス

ラグビーW杯決勝をTV観戦していた皆さん、お疲れさんでした。開催国ニュージーランドは２４年ぶりの優勝、国民が待ちに待った一瞬。

フランスに７−８でギリギリ勝つ。下馬評では、ニュージーランド有利とありましたが、フランスって北半球では世界ランク１位だったんですね。

スタンドは、オールブラックスに因んで真っ黒。試合前の「武闘パフォーマンス」のハカは、何度見てもいい。

それにしても。

サッカーと同世代の選手なのに、ラグビーは揃いもそろっておやじ顔。ボディコンタクトが激しいと、顔相もゆがむのでしょうか？　いいです。

願わくば、美女と野獣の例えもあるさ。絶品シャンの恋人を見つけてほしい。

僕が特に気に入ったのは、ノヌ選手。これから日本でプレーするので、秩父宮ラグビー場へ出かけるのが楽しみ。

昼は何をしていたか？

渋谷で開催のパネルディスカッション「ジャパンファッションの再生」に参加しようとしたら、なんと、昨日２２日の開催でした。

では、と広尾の都立中央図書館で開催の企画展「江戸城　天下人の城」に行ったら、今度は１１月３日から始まるとのこと。

相変わらず、やることがトンマですねぇ。

でも、トンマは結構行く先々で予想外のことにも出会うんです。有栖川公園でやっていた「ドイツフェスティバル」。

最初は、公園を埋め尽くす人々に「何事？」ととまどいましたが、歩いていると事情が呑み込めてきました。

日独交流１５０周年を記念した祭り。

祭りも、そこはドイツですから、まずビールやワインやソーゼージの屋台。日本橋浜町にあるドイツパンの店「タンネ」も出店。

ベンツやBMWやバイエルやワーゲンやルフトハンザの企業テント。

州や日独協会、ドイツ文化センター、ドイツ観光局などの機関。

ステージでは、ドイツの民族音楽やクラシック、ヨーデル、ダンスと目白押し。

公園の隣はドイツ大使館ですから、こちらも連動してフォーラムや展覧会がありました。

番外編　１
LANXESSというケミカル企業。スタッフがかぶっていたフエルト製の赤いチロリアンハット。ダメ元で「欲しい」と言ったら、ほんとにくれました。

番外編　２
会場を出て、プログラムを読んで知りました。「シャナドゥー」という女子４人組は、ドイツでプロデュースされ５時半にステージに登場予定。疲れていたので、もどりませんでした。

ところで、１５０周年とは１８６１年に日独交流が始まったということですね？

ペリーの黒船に驚いた江戸幕府は、まずアメリカと、続いてヨーロッパ諸国と条約を結んだ。中にドイツもあったということでしょう。

そして、日独伊３カ国は同盟して世界を相手に喧嘩を売り、負けてからはサミットに復帰した。

僕が今読んでいるのは「ベルリン　地下都市の歴史」。１９６０年代生まれの、地下フリークの研究者と写真家３人の著書。

地下鉄網、下水道、ヒトラー総統の地下壕、冷戦下の地下工作、亡命、金庫破りと、さすが「ベルリン地下世界」という名の社団法人を設立してまで研究したくなる内容ばかり。

夏休みになると、地下の週末ツアーが１０コースあるほどに。

いいなぁ、ヘッドランプを巻いて歩きたいなぁ。ヒリヒリ感がたまらないよ。その時は日付と出発場所をよく確認しておこう。

★それでは「音だっち」ツネツネから。いやぁ、ひたりました。

・本日のおすすめ。斉藤和義です。名曲多し！