猫には小判か、鰹節か?

一昨日25日のブログで、シンガー・ソング・ライターの海老沢力(えびさわ りき)君の話をしました。

彼から連絡あり。

・来月の11月15日(火曜)に、渋谷のWOMBというライブハウスに出演します。

・当日は、来場のお客さんの投票で、年末のスペシャルイベントの出演者が決まるオーディションが行われます。

・このイベントには賭けているので、お力を貸していただけたら嬉しいです。

貸しましょう、貸しましょう。こんな僕でよかったらチカラになります。皆さんも、もし予定が合えばぜひ行きましょう!! 皆様あっての、海老沢力君。

楽曲ネタ、その2。

最近、コールドプレイというバンドを知りました。2000年デビューの「パラシューツ」から、直近の「マイロ・ザイロト」。

今まで、世界中で売れたCDが4千万枚ですと。

聴くとスティングに似ているので、気に入りました。

でも、振り返ってみるに、ブログ常連の「音だっち」ツネツネが、すでに紹介済みなのかもしれない。僕は、訳が分からず送られて来たメールを転載してますが。

こういう時に、ピタリ当てはまることわざが「猫に小判」。彼のお父さんと同世代の僕に、毎日、徒労感にもめげず、よく送ってくれると今更ながら感謝します。

ツネツネ、悪かった。

でも、曲は楽しんでますから、これからも懲りずに送ってください。



このコールドプレイを聴きながら、見ていたのが「1000スチームパンク造形作品」。

ドクター・グリムとバルブ・セイント・ジョン編、グラフィック社刊。

ネオ・ヴィクトリアン ファッション・機械装置・アートコレクションと、サブタイトルが付く。

スチームパンクというのは芸術運動のことで、すでに文学界では30年前から登場しているそうな。

H.G.ウェルズジュール・ベルヌを源流に、1800年代後期の美学と科学が融合した芸術。

つ、つまり。

たとえば、ここに古い真鍮のランプがあるとします。分解したり、改造したり、何かを溶接して新しい何かを創りたくなりませんか?

それが機械装置だったり、ファッションの小道具だったり、インテリアだったり、オブジェだったり。

産業革命時代もかくや、と思える時代がかりの革新性を追う好奇心。よくぞ、やってくれました。

少しずつ「ふ化」中の僕の工作心は、これで全開になりました。目指せ、スチームパンク



と、とはいえ。

僕は現在、創るより解体段階。それもドライバとペンチで分解できるものに限定レベル。

困ったなぁ、と図書館の書架を閲覧していたら、ありました「ばらす大図鑑」扶桑社刊。

家電・ホビー・乗り物・音響製品を分解する図鑑です。

たとえばトイレのウォシュレットを分解する。「ばらし人」は、TOTOのテクノ商品本部の人。じゃなきゃ、無理でしょう。

あるいはスーパーカブ。「ばらし人」は、HONDAのカスタマーサービス本部の人。

そしてグランドピアノ。「ばらし人」は、ヤマハのピアノ事業部の人。

「ばらし道具」も、それぞれに特化したものですから、所詮ムリ。でも、部品や構造のあらましはわかる。初歩でもわかると楽しいよね。

ことわざ「猫に鰹節」状態で眺めてます。