どこへ行っても、すでに終了

10月27日のブログで、うろ覚えながらコールドプレイを初紹介したつもりになっていたら、「音だっち」ツネツネより連絡あり。

過去2〜3週間分はふり戻ってみたんです。見当たらない、ということはだいぶ前にツネツネは紹介したのでしょう。

・コールドプレイを紹介しないはずがない。とっくに紹介しております。ブログを見返してくださいw。

本日のおすすめ。渋さ知らズです。
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さて、「目の前が『本の海』なのよね〜」が、「第21回神保町ブックフェスティバル」でした。

第1回から15年くらいは熱心に日参し、今回は久しぶり。小川町の小川広場イベント会場で「第1回カレー・ブランプリ」も同時開催されるということなので。



靖国通りに並んだ古書店街に加えて、1本奥のすずらん通りでは出版社のワゴンセール。100万冊の大バーゲン。

テーマが決まっていないなら、探書しようとしてはいけません。探書してもいいですが、1週間はかかります。

それより、1にも2にもリラックス。アメ(お好みで、その他)などなめながら、とにかく歩くのが一番。

加えて、安く買おうとしてもいけません。気に入ったら、即購入。同一本を他店で見つけても、たいした差額ではないので。

僕が行ったのは、古書会館の地下で行われている「古書即売展」。展といっても、眺める展覧会でなく、買えます。

ちょっと横道にそれますが、これから古本道に邁進したい方のために説明します。

この「展覧会」。神保町の「本部」では、ほぼ毎週金・土曜日開催されてます。高円寺の「西部」と、五反田の「南部」は、月2〜3回金・土・日のいずれか2日間。

いずれの会場でも、僕は多彩な人間に出会いました。

著名な文人、パンクな老人、隠れたストリートワイズ、売れない教授、ナメクジのような女の子。

今回、文化功労者に選ばれた文化人類学山口昌男先生は、「南部」でお見かけしました。瞼を半分だけ開き、肩と腰が「すべてをあきらめたように」落として歩く。姿勢で「この人は信用できる」と。

たいがい、本読みは姿勢が悪く、朦朧としてますから。



話は戻って「本部」では、「ルリユールの本棚」と称する製本のワークショップが行われてました。

たまに、こんなイベントもやります。僕が足を踏み入れた時は、すでに終了。本と工作が同時に好きなら、製本は天職になりますね。

そして、壁に貼られていたチラシ。「古本屋入門講座」。

まず特別講座は、古本屋ツアー・イン・ジャパン主宰者の小山力也さんの講演。その他、個性的な古本店の作り方や、ネット販売と即売展についてと盛りだくさんの内容。

え、どこで?いつ?

10月29日、13時から、神奈川県古書会館。う〜ん、これまた遅かりし。



肝心の古書漁りは、久しぶりに1時間ほど堪能しました。写真集で有名な魚山堂さんの棚に、写真集はなく、それは目録で売り出してました。

お楽しみ、小川広場の「第1回カレー・ブランプリ」に向かう。

学園祭ノリの白テントが20張り。神田小川町かいわいには、なんと130店もカレー屋があるというカレーライスタウン。

それぞれの店が、通常より安い価格で出店というから、昼ご飯抜きで来たのに、すでに着いた時は、片付けがはじまっていました。

う〜ん、本日3度目の遅かりし。

カレーといえばインド。インドはかって、イギリスの植民地。でイギリスでも国民食だったが、2008年から始まった移民規制でインドから調理人を呼びにくくなった。

おかげで廃業に追い込まれる店も続出。

イギリス人も、純粋にインドのカレーを再現しようとせず、日本人のように「現地化、土着化、普段化したカレー」にすればよかったのにね。