少年役の名前は、お約束のトト。
11月3日は文化の日で、毎週木曜日の水泳教室も休みでした。前からわかっていたので、前週から2週間、清里に行く予定で準備してました。
が、ちょいと用事ができて、結局行けずじまい。
じゃぁ、と平泳ぎの復習のため渋谷東健康プラザに向かう。「おや? 入り口が暗いなぁ」。
「祝日は18時30分まで営業してますので、最終入場は17時30分です」と職員の女の子。僕は最近、遊びも時間を確認してから動くようにしているんです。これでも学習してます。
で、最終入場は20時と電話で確認したのに、それは平日のことでした。
ツメが甘かった。
振り下ろした手を、どう収めればいいのか? 上ったハシゴなのに、途中で外された心境。
夕方の風は、身にしみるぜ。ちっ。それなら、プールで先に泳いで、映画を後にすればよかった。
第61回カンヌ映画祭でグランプリの「ゴモラ」、スコセッシ監督やボノが絶賛していたので楽しみにしてました。
イタリア伝統のネオリアリズム。「鉄道員」「自転車泥棒」の流れ。
予想にたがわず、人生を何とかしたい男の悲しさの物語。
聖書に出てくる悪徳の街「ソドムとゴモラ」の「ゴモラ」。
現代のゴモラは、イタリアの南部。行政や司法が法と秩序を回復しようとしても、企業化した犯罪組織「カモッラ」は根絶できない。
実在の組織を小説化した「死都ゴモラ」は、複数の男の物語が並行して流れます。少年、青年、中年のとても硬質な闘い。
地中海の光は明るいのに、とても陰惨。麻薬、産業廃棄物、中国の工場と、現代のキーワードがすべてそろう。冒頭とラストシーンが、観客を無口にします。
お得なYou Tubeを見つけました。パート1から13まであります。イタリア語がわからなくても大丈夫。サウンドトラックが、効き目です。
それにしても、こんなに見せちゃって、いいのかなぁ。
★それでは「音だっち」ツネツネから。はい、助言どおりゴリゴリをポチポチやっていきます。
・本日のおすすめ。11月2日の誕生日おめでとうございます。「50歳になった」ということにして、まだまだこれからゴリゴリいっちゃってください。
ニーナシモンズです。当時の貴重な映像とともにどうぞ。
[http://www.youtube.com/watch?v=4sAbW0ONRBU&feature=related:title=http://www.youtube.com/watch?v=4sAbW0ONRBU&feature=related
]
<追加のつぶやき>
ツネツネの紹介する楽曲で、僕は気に入るとYou Tube Mix for〜に飛びます。
今回のニーナシモンズも同様でした。すべていいです。さすがツネツネ。特に10曲目は、昔なじみの曲。タイトルが文字化されて、やっと意味がわかりました。 Don't let me be misunderstood。「こう見えるけど、誤解しないでくれ」。
「ゴモラ」の男達も、そう言いたいでしょう。