不安定から、プラネットマジックへ
15日は、サッカーW杯3次予選の北朝鮮戦が行われます。アウェーなので観戦したいのに、他の遊びがあって見られません。
前のタジキスタン戦も見られませんでした。共に残念。
前にも増してサッカーが好きになりました。ところが贅沢なもので、ザック・ジャパンは強いからスリルが半減してます。皆さんはどうですか?
タジク戦を見ないで、どこに出かけていたか?
「音だっち」ツネツネから送られて来た曲を聴きながら飯田橋駅に着く。「物語はちと?不安定」って、不安定好きとしては気に入りました。「プラネットマジック」も気分だねぇ。
・本日のおすすめN'夙川ボーイズです。
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雨の中、楽しみは東京日仏学院で行われた講演会。
永年にわたり海外コミックを日本に紹介してきた小野耕世さんが司会し、話の主役はタニノ・リベラトーレさん。
パリ在住のイタリア人イラストレーター・漫画家。今回はアポリネールの奇書・悪書「一万一千本の鞭」を基に、ストーリーを絵にしたというので。
同性愛・サディズム・殺人と想像の限りを遍歴するルーマニア王子の物語。
どうしても彼の作品をアートと解釈したい聴衆の質問に、「ポルノとアートに垣根はあるのでしょうか?」と正直に答える。
それにしても、絵がすばらしい。官能的な線がイタリアの血統でした。
映画ロボコップの原点が、彼のランゼロックスとは知らなかった。
同時開催されていたのが、ウルフ・アンデルセンの写真展。40年間、世界の文学者のポートレイトを撮り続けている人。文学者って、目が違いますねぇ。
館外にもポートレイトがありました。1987年のフランソワーズ・サガン。華々しいデビューから徐々に暗転していく、苦い凝視でしょうか。
地下に降りて撮影。この東京日仏学院の建物はル・コルビジェの弟子だった板倉準三が設計したとあります。プラネットマジックですねぇ。