そうです、ヤギも円柱形でした

ベン・キングが「上を向いて歩こう」「どこまでも行こう」などのカバーCDを出したそうです。

スタンド・バイ・ミーのベン・キング。映画もよかったですね。4人の少年たちの冒険。

2泊の予定で清里に行ってきます。

牧場にはヤギがいたなぁ、と思い出して夏に撮ったヤギと久しぶりの対面。この牧場には、2匹います。黒いのと、白いの。勝手にタローとジローと名付けてます。

牧場自身はそれほど大きくありません。けれど、ヤギが暮らすには充分な広さ。

一面が牧草ですから、ご飯には困らないでしょう。とはいえ、飼い主としては、逃げられたら困るので、首輪でつながれています。首輪のひもは鉄柱につながり、鉄柱は地面にささる。

日によって、ささる場所を移動して、「今日は、ここでご飯ね」と言われるタローとジロー。2匹でスタンド・バイ・ミーの位置。

田舎ぐらしの相棒に!という副題がついた「ヤギと暮らす」今井明夫監修をペラペラやってます。

ヤギって、どことなく震えている印象があるでしょ。ちょっと虚弱体質のような。「大人」動物園じゃなくて、子供動物園専用の動物のようで。

ところが、実際に見ると意外に大きくて、けっこう気が強い。

ヤギの種類が、こんなに多いとは。

大きく分けて乳用種、肉用種、毛用種、そしてペットの小型種。

乳用種だけで、アルパイン、ヌビアン、ザーネン、トッケンブルグなどとあり、世界では200種以上生息するというから、今までは、ほんの一部しか見ていなかったのですね。

ヤギといえば、「紙も食べる」で有名でしょ。餌のページを読みました。

基本、何でも食べる。牧草・野草・樹木、それがなければ干し草・野菜・穀物・サイレージという飼料。ただ、量を食べさせないといけない。

好奇心が旺盛で、なんでも口にしたがるので、毒性のある植物に気を付けようと列記した花々も出てました。

スイセン、スズラン、アジサイシャクナゲナンテンなど。フムフム。



肝心の入手法。

すでに飼っている人からもらい受ける、ヤギ市場から買う、市町村の畜産課に問い合わせる、など。

市場があったんです。取引されるのは、ほとんど日本ザーネン種で2〜5万円。まずいよなぁ、手がとどかない値段ならあきらめるけど、この値段じゃ買えるじゃない。

どうしようかなぁ。子供とか子分のつもりで飼おうかなぁ。

ロバのパン屋さん、の向こうを張って、ヤギの古本屋さんというのはどうでしょう? 

生物学者本川達雄さんのことを最近知りました。

歌う学者です。生きものは、すべて円柱形と歌う先生。おもしろいねぇ。作詞・作曲もご自身。

子ヤギを買い、小屋を建て、餌をやり、古本の行商をやりながら津々浦々でナマコの音頭を唄うのもいいね。ナマコのとろくささは、他人に思えません。