水が水道管の中で膨張する恐怖

清里通いも飛び飛びで半年になりました。今回は、ネグラの水道管の「水抜き」をしてきました。

常時滞在しませんから、管の中にある水を抜いておかないと、凍結し、膨張し、破裂し、床が水浸しになる恐れがあるからです。

「大変だったのよぉ」と経験を語る近所の人がいて、僕もやりました。

外の水道メーターを止め、汲み出している地下水のコックを閉める。これで、まず水源が止まりました。

次に、給湯器の水抜きツマミを抜き取る。給湯器は外についているのです。

水道管に巻き付けてあるヒーターのコードを確認する。要するに、冬期に管を暖めるのです。ということは、不在でもずっと電気をONにしておく。ということは、電気代がまるまる1ヶ月かかる。ということは、損をした気分になる。ということは、悲しい。

そして、水抜きバルブを開けておく。これで、外でやる作業が完了。

どうも、床に水があふれる風景を想像すると、気が弱いので「これで大丈夫かなぁ」と怖くなる。

内では、台所とトイレと風呂のコックをすべて開放して、なおかつ、不凍液を注入する。家用の不凍液もあるんですねぇ。

ポリタンクにある不凍液は濃いので、2倍に薄めて使用。



「田舎暮らしの本」というのがあります。「ウディライフ」というのもありますね。この類いが図書館で目につくようになりました。

土地のスケールが都会と違います。九州の2500坪の山林が700万円とか。シンガー・ソングライター白井貴子さんは、南伊豆に3000坪の森林を10年前に買ったそうです。

空気、土、木。都会との違いも、今では理解できるようになりました。

戦後に造成された人工林の60%は、2020年頃に50年を迎え、木材として利用できるそうです。ところが、現在の木材の自給率は約30%。

米と同じで、輸入品とは価格で競争できないのでしょうか。

いずれにしても、木材が商品として成長するのに50年かかる。ですから、現地で見かける樹木をみていると、恵みのように感じるのは確か。

僕は、大きな視野がありません。

資源としての森林活用、などという認識がもてないんです。せいぜい、切り倒された木を見て、なんか工作に使いたいなぁ、という程度。

こんど、群馬で木こりをやっている友だちと話をしてみよう。