出会った全員の皆さま、ありがとう

やってまいりました、大晦日。大つごもり。

座布団に座って、食べているのは干し柿。今年の秋は、連夜、＜生柿＞５つ食べてました。（ついでに、先日は＜生牡蠣＞３つ食べました）

１２月になって、＜しょうが＞なく、干し柿を食べてます。（ついでに、今年は＜生姜＞味の飴やドリンクが人気でした）

カァ〜、カァ〜。

うるさいよ、おやじギャグ！「へぃ、勘弁して」と、もみ手。行くとこ、ないもんで。家で引きこもり。

幸田弘子さんの、朗読CDいいですよぉ。樋口一葉さんの「大つごもり」聴きました。

白金台町で、１００軒の貸長屋をもつ大金持ちに奉公する、辛抱者のお峰。小石川の貧乏長屋には、親代わりとたのむ一家がいて、「年を越すために」２円の前借りを、お峰に頼む。

お峰、奉公先に返って「一生のお願い」をするも、剣呑なおかみは、とぼける。進退窮まって、２円を盗む。

発覚寸前、ここに道楽息子・石之助の機転で一難去る。「ありがとう、石之助さん」と、残影を拝む。よかったねぇ、お峰ちゃん。

麻布区民センターで１２月９・１０日、水谷八重子嬢の朗読劇があったんです。口をモグモグさせながら、チラシ見てます。島田雅彦兄さんが、現代語訳したんですねぇ。

八重子さん、来年は必ず舞台を拝見します。

皆さま、一年の帳尻合わせ、いかがお過ごしでしょうか。

やることないから、次に聴いたのが立川談志師匠の「談志百席」。晩年の集大成CD。２１日のお別れの会では、That's a plentyが流れたそうです。

もう、これで充分。一生の総決算。大往生。

一方、残念だったのは、森田芳光監督。もっと撮ってもらいたかった。予想を裏切り、失敗をおそれない、頭のいい人。巨匠目前なのに、逝ってしまった。

来年「僕達急行　A列車で行こう」が、公開されます。

★それでは、今年最後の「音だっち」ツネツネから提供楽曲。ほんとにお疲れさんでした。そして、ありがとう。僕の知らない曲が多くて、楽しかった。

・本日のおすすめ。クリープパイプです。よい年越しをお迎えください！　ぼくは来年動きます。

うれしいねぇ。そうですか、牛若丸のように、どんどん動いてちょうだい。楽しみだなぁ。

それでは、皆さま、今年１年ブログを読んでいただいて、ありがとう。来年は、も、朗報をお待ちしています。