しなやかさは、強いという意味でした

下書きボタンを押したはずなのに文章は消えて、ガックシして、再度書いてます。未だ、こういうテイタラクの人はめずらしいでしょうね。

皆さんは、女旅ガラスの「迷子だっち」を覚えてますか? ご機嫌になる場所を求めて三千里。特技は、大海で浮いていること。

彼女から、久々のメール。今年は、でなく、今年も、の抱負。

・まだ、もう少し国内外の島・場所・人に会って、人生観もぐんぐん広げていきます。

・日々、好奇心で散文を書き、手相やタロットものろのろ学び、心の赴くままに邁進してまいります。大金稼ぎや知名度の欲もなく、と開き直って。

・「自由とは、結果に固執しないこと」と、神様が言った定義に大きくうなずきながら。

たくましいですねぇ。そういえば、作家の湊かなえさんも、うまいこと言ってました。

・性能が上がる三種の神器は「聞き流す」「やり過ごす」「なかったことにする」。

どうです、この観音様のような慈愛に満ちた鷹揚さ。ガチに決めつけないこと。

これ、すなわち風流ざんしょ?

そういえば、去年の暮れに発表された、手帳の高橋主宰「第15回手帳大賞」も、お見事でした。

「時間ってあんがい、柔らかいものよ」。働きながら、家事も子育てもこなしたお母さん。成人した娘が問うと、この一言が返って来た。

以上、すべて女性。「〜すべき」で生きている不自由な男どもは、三顧の礼で拝聴すべし。ハイ。

新年の初演奏会で、同じ匂いを感じてました。

亀戸文化センターであった邦楽ライブ「和っしょい」。邦楽ユニット「巡」と、津軽三味線「柴田三兄妹」の公演。

25絃箏と歌/かりん、和太鼓/みほ、篠笛/ことの女性3人組は「遠距離ユニット」。普段は3人とも、地球のあちらこちらでバラバラに活動しているのでした。

性格が風来坊でしょ? コスチュームも、演奏されたオリジナル曲も、アジア味プラス日本味。

より明細を知りたい方のため、かりん嬢(写真・右)をご案内します。彼女の25絃箏はハープのようでした。



一方、「超近距離ユニット」なのが、同じ家で暮らす「柴田三兄妹」。

津軽三味線なので、全国の公演会場では「青森からはるばる、と言われるのですが、僕達は宮城出身です」。

柴田雅人兄さん(写真・奥)が長男で、長女の佑梨ちゃんと次女の愛ちゃんの3人組。全国大会で34回も優勝しているというから、驚きました。

愛ちゃんは、これから宮城にもどって、成人式に出席するという若さ。

おなじみ、津軽じょんがら節はいい。オリジナルの「アドバンス」「登龍」尚すばらしい。じっと聴いていると、ギターのようにも感じました。

勁草書房という出版社がありましたね?

寒風の中、大地に根を張って「負けないぞ」と勁草の如し。

おとぼけデザイナー「森だっち」に話したら、シガー・ロスも右に同じだって。なるほどagree。