ピスタチオブックを理想の仕事場で
とうとう1月も最終日になりました。
去年12月の最終週に、このブログを運営するハテナから連絡あり。
「これ以上、写真は掲載できません。お金を払えば容量が増えます」。払いたくないから、計算したんです。1日当たりの掲載枚数を。たぶん3枚以内なら、1ヶ月間引き続き無料でできる。
1月は、その範囲で継続してきましたが、無事「保存する」ボタンを押してアップするでしょうか? ドキドキするなぁ。
ところで、1月中旬に大学センター入試でトラブルが発生しましたね? 覚えてます? あれ、解決したのでしょうか?
毎年、センター入試問題って新聞に発表されるでしょ? アリのように細かい字の設問文が難点ですが、それを解くのが、僕の年中行事です。
ノラ・ジョーンズを聴きながら、今年も、あえなく轟沈。
合格点に何点届かなかった、という意味ではなく、2〜3問やって投げ出すという意味。正確にいえば、今の高校生のレベルの高さに舌を巻く。
猫背になって、問題をにらみ、食べていたのはピスタチオ。
問題には飽きましたが、木の実は飽きない。たちまち一袋食べ尽くし、殻が散らばり、ここで、今まで食べて来た殻を全部新聞の上に撒くことを思いつく。
僕には、野心があるのです。殻を地面に撒いて、勘違いしたリスやビーバーが寄って来て、それを捉える。まだ、全然食べたりない。道、険し。
袋も保存してます。裏を読むと販売会社が出ている。
共立食品、スウィートボックス、丸味食品、オーバーシーズ、東洋ナッツ食品、万直商店、デルタインターナショナル、成城石井、キャメル珈琲、イオン、松屋銀座プログレ。
今年の夢は、ピスタチオ工場を見学して、ピスタチオブックをつくることです。
「リトルプレスをつくる」石川理恵著。増えてるんです、リトルプレス。少部数印刷の個人雑誌。
だいたいテーマは、料理・雑貨・カフェ・旅行、場合により「こけし」とか「ひなた」とか「ぽかん」など。
これは、写真家の野川かさね嬢を紹介したページ。
総じてどれも、モデルのはなちゃんテイストの編集方針です。
のんびり、なごんで、洗いざらしの印象があります。
僕の理想は、それを「東京の仕事場」平野太呂著で紹介されたような仕事部屋でやること。
平野兄さんは彼の知り合った気になる人の仕事場を訪ね、写真集を出しました。個がハッキリしてしている人は、仕事をする場も美しい。
僕がとりわけ気に入った「工作スピリット」のある人は、以下のとおり。
・デプト創業者の永井誠治さん
・アーティストのHAROSHIさん
・ヘアメイクの樅山敦さん
・サインペインターのNUTS ART WORKSさん
・アートディレクターの平林奈緒美さん
・造形作家の古賀充さん
・インテリアの西條賢さん
掲載者17名の内、半数。残りの人々も気に入りましたが、「とりわけ」の仕事場は、引きこもりになるだろうと思えるほど気持ちいい。