渋谷川暗渠前の時代にあったコロニー

工事現場が好きなので、よく撮影します。この写真、日付を見たら去年の7月15日に撮ってました。

明治通りと表参道の交差点。それまでGAPがあったと思ったら、いつの間にか、なにやら建築中。

暑かったなぁ、あの時。

本日「音だっち」ツネツネから、送られてきました楽曲。

・本日のおすすめ。昆虫キッズです。
[http://www.youtube.com/watch?v=sFvC-fOOi0A:title=http://www.youtube.com/watch?v=sFvC-fOOi0A
]

そうだよねぇ、夏は昆虫だよねぇ。

この現場、4月にオープンする「東急プラザ 表参道原宿」店と最近知りました。

東急といえば、渋谷駅前「Hikarie」を建築中で、こちらのほうがダンチで有名でしょ。7月には「ウエスト・サイド・ストーリー」がこけら落とし公演されると、電車の中吊り広告に出てました。

マンハッタン島のウエスト・サイドでイタリア系とプエルトリコ系の少年ギャング団があらそうミュージカル。

確か、1960年代に映画が大ヒットしました。僕の姉ちゃんたちが夢中になってましたな。

映画看板に描かれていたのは階段の手すりで、子供ながら、そのむき出しの無骨さがカッコイイと感じて今に続く。

エスト・サイドは、別名、ヘルズ・キッチン地獄の台所。スラムをキッチンというのも意味深長で、飛び越えてますよねぇ。清々しいほどに。

日本では、どんなにスラム化貧困化した地域でも、こういうネーミングは絶対しませんよ。みごとに覆い隠す。

文士も画家も、貧乏なのは当たり前。ですから、家賃の安い地域に集まる。

1月29日まで、渋谷松濤美術館で開催されていた「渋谷ユートピア1900〜1945」展。

明治末期、武蔵野の面影があった渋谷・原宿・恵比寿・代官山・代々木・白金台に、時のアーティストたちが移り住んでいました。

・今の地下鉄・銀座線の開通ポスターを描いた杉浦非水。

美人画で売れっ子だった伊東深水

・エログロな幻想画を描いた古沢岩美

・ご存知、はかない美人画で売り出した竹久夢二

・各種、麗子像で名をなした岸田劉生

・ゴリゴリ彫りすすむ板画家の棟方志功

類は友を呼ぶ移住は、戦前まで続いていたのでした。

辻永は恵比寿に住み、ヤギ30匹・牧童3人とやぎ園で暮らしていた。それは、恵比寿ビールの工場ができる前なのでしょうか?

いっそのこと、恵比寿ガーデンプレイスで、ヤギ祭りをやってほしいなぁ。1万匹ほど集めて、あたりを埋め尽くす祭りはどうでしょう?

展覧会では、ハチ公の原型も展示されてました。

陶製で、京都で焼成されていたんですね。もちろん、時代は戦前で、安藤照はハチ公を5体作った。

中には、臥せっているポーズもあったらしい。

そうだ、ハチ公100ポーズの公募展はどうでしょう?