3月を控えて、スポーツ日本が元気
好きなスポーツに限れば、なんだか日本、調子いいんじゃありませんか?
なんといってもサッカー。
ザック・ジャパンの対アイスランド戦。前田・藤本・槙野の3ゴール。その段階でスイッチを切る。ところが、アイスランドも48分に1点入れていたんですね。
男子A代表にも、なでしこ並に18歳が呼ばれてました。久保裕也。そして、29日のウズベキスタン戦では、19歳の宮市を呼ぶという。この選手、見たことありません。
一方の五輪予選も、マレーシアに4−0で勝ったばかりか、シリアがバーレーンに破れ、再び首位。
バーレーンは、C組で2位になって、プレーオフでW杯出場を狙う。ということは、3月14日の日本戦はカウンター狙いか?
日本は、ドローじゃなく、勝つつもりでやらないとまずいよ。
3月3日には、J1王者・柏レイソルと天皇杯優勝・FC東京の試合もある。これも楽しみ。
少しずつですけど、ボランチの動きも目に入るようになってきました。
そして、シーズンまっさかりのスキー。特に、ジャンプが復調してきたのがうれしい。
長野五輪からこっち、もう、ズブズブだったでしょ? 表彰台に立てるようになってきましたね。
なんといっても、ジャンプの魅力はナイフのように飛んで行く爽快さ。やりたいよね。規模20分の1のジャンプ台でも気持ち良さそう。
長野で「皆んなだよぉ〜」と崩落した原田兄さんも、現在43歳。
「さすがに、飛ぶのが怖くなりました」。選手も、高齢になると怖くなるの? 彼らは、もともと恐怖が無いものだと感じてました。別種の人間だと。
スタート前、ジャンプ台から下を見る。踏切後の空中姿勢で、着地点を見る。その時を想像する。常人では考えられません。
飛び板飛び込みの、何倍の高さでしょうか?
最近、驚くニュースを聞きました。
中学3年生の高梨沙羅ちゃんは、日本女子ジャンプのエースだという。15歳ですよ。ただ今、海外転戦中というから、ソチ冬期五輪が待ち遠しい。
国内初開催のジャンプW杯が、3月3・4日に蔵王でやるんだって。
ノエル・ギャラガーなんぞ聴きながら、プールの隣にある陸上競技場を覗く。
すると、何やら塗装中。5〜6人の管理職員が、備品のメンテナンス。
皆さんは、刷毛ではなく、回転式のロール状のもので、ペンキを塗ったことがありますか?
先ず、お皿のペンキをたっぷり浸すでしょ? おもしろいようにコロコロやるでしょ? また浸すでしょ?
「そんなことしたら、ペンキがいくらあっても足りなくなる」と、お兄さん。
シロウトは、小さなスペースを完璧に塗ろうとする。ロールにはまだたっぷりペンキが含まれている。
プロは下塗り・上塗りを前提に仕事をするので、1回浸すとオオザッパに全体を塗っていくのです。
なるほどねぇ。
しかも、終始コロコロ動かすのではなく、最後はゴロゴロやるほどロールに含まれたペンキを絞り出す。力強く動かす。
油性と水性の特性、ペンキ缶からお皿への注ぎ方も習う。
「どうして、そんなに詳しいんですか?」
「ここの職員になる前に、ペンキ屋をやってたので」
最近、なにやら人気過熱気味のマラソンも、こういう人々に支えられているのだった。