敷地には、試合・犬・悲恋などがある

突然ですが、2月の29日がある年が五輪開催年って、知ってました? 気にも留めてないことを知ると、道で100円玉を見つけた気分。

さて、本日は雪。

ザック・ジャパンは、雪のフィールドで試合をするのはタイヘンだなぁ、でも、ボールが埋もれておもしろそうだなぁと期待してました。

残念なことに、豊田スタジアムは屋根付きでした。

もっと残念なのは負けたこと。海外組12人を招集しても勝てない。前半20分台だけエンジンがかかるも、終始、ウズベキスタンに支配されていた。というより、「邪魔されてる」印象。

こんなにヘタでしたっけ?

19歳の宮市が、ベンチから試合を見る目。もう、出たくて出たくてウズウズしてました。若い覇気が、さくらんぼのような瞳にみなぎる。

試合前の君が代小柳ゆき嬢が歌ってましたね。前にも、何かの試合で歌ったことがあり、難しいこの曲を安心して聴けました。

で、それから彼女のCD5〜6枚入手。気分で行動するのが、僕の体質。

続いて放送された「なでしこ」も、ノルウェイが1点先取し、日本攻めあぐねている段階で、ウトウトする。

これも体質。急速に弛緩するんです。ハッと起きたら、直後に川澄がゴール。2−1で勝てました。

ここで、ザックJに話をもどすと、海外組がマスコミに出るようになったので、国内組に比べて比較にならない実力を持っていると、思い込みがちだったんだね。

サッカーは、名前で争うもんじゃなかった。

・はい、今東京です、TOKIO! 伊豆大島滞在は1週間の予定だったのですが、ここにきて、寒暖の差激しく、たまった疲れも出て、本格的な風邪をひいてしまい、日曜日に帰ってきてしまったのです。。。

なんと、もどって来ました、伊豆大島であんこ椿をやっていた「迷子だっち」。

椿で思い出す。

21日にオペラ「椿姫」を見に出掛けました。地下鉄・若松河田駅前の若松地域センター。

時間があったので、センター角に立つ案内板を読む。

この辺り、「大久保の犬御用屋敷跡」でした。生類憐みの令で有名な、五代将軍・徳川綱吉が作った犬屋敷。時に元禄八年。敷地1万3千坪に十万匹。

まとめて十万匹、見たい! 平成の犬みたいに、洋服着てないだろうし。

どんどん収容しすぎて手狭になり、十年に閉鎖して、中野に引っ越す。「きりがない」とわかり始めるも、戌年生まれの将軍、意地になって強行突破。

ここでのオペラ鑑賞会は2回目です。

ストーリーをわかるだけで充分なので、前に「アイーダ」を見て、大満足でした。

映画とはいえ、3月から東劇で始まるメトロポリタン・オペラは3500〜5000円します。若松地域センターのはタダだし、雰囲気が好き。

地域の高齢者が、オペラ同好会を作って運営している。メンバーは、好々然としていて、いわゆる専門家もいないので、シロウトの僕でもすんなりとけ込める。

知っていた曲「乾杯の歌」が出て来たので、うれしい。

監督・脚本・美術が巨匠のゼフィレッリ。やることが、ゴージャス。19世紀後半のパリの邸宅と郊外を忠実に再現したのでしょうか、これも堪能しました。

郊外の館が、赤坂迎賓館の規模ほどあります。庭も小川が流れ、乗馬ができるほどの広さ。東京ドーム何十個分?

原作は、デュマ・フィスで有名ですね。それをヴェルディはオペラ化するにあたり、「ラ・トラヴィアータ」と変えた。訳すと、「道を踏み外した女」ですって。

幸薄いヴィオレッタに、自立できないアルフレードの悲恋で終わる「ラ・トラヴィアータ」。一方、道をどんどん変更する、わが「迷子だっち」。

・また行きます。わたしのよくあるパターンで、一度通りすがってまた戻る、っていうやつです。恋愛でも結構そのパターンあるんですよね、えへへ(^J^)

風邪をひいているのに布団の中で、えへへ(^J^)だって。懲りないねぇ、いいねぇ。