7日間で24種目、見てると無口になる

待望の水泳日本選手権、始まる。

ロンドン五輪選考会を兼ねてます。不満は、放送時間が45分と短いこと。&水中映像がほとんど無いこと。

4泳法を習得中だから、男女400m個人メドレー決勝は見応えがありました。うまい、速い、力強い。若いって、いいね。

男女400m自由形決勝もありました。

できる波の形が、体側に沿って実に美しい。姿勢とリズムが自然です。何年くらいやると、身に付くんでしょうか。ダンスを見ているように楽しい。

ナイル・ロジャースのハーモニーも自然ですね。

僕は、体力がないからスピードは最初からあきらめている。それより、長く泳ぎたい。

オープンウォータースイムってあるでしょ? 要は、海でやる遠泳。五輪種目にもあるくらいだから、こちらもタイムを競うのですが、やりたいのは海散歩。

足が届かない恐怖を克服するために、水泳教室に通っているのです。

ドーバー海峡横断みたいな寒い海で求道者のように泳ぐのじゃなく、理想は沖縄やバリのような暖かい海でフラフラと島から島へってやつ。

そういえば、選手権が行われている東京辰巳国際水泳場は、東京ゲートブリッジの近くだったよね。

クルマで通りました? 歩いてみました? 新名所・東京ゲートブリッジ

大田区の城南島と、江東区若洲を結ぶ東京港臨海道路8kmの内、2.6kmが橋です。南に羽田空港、西にお台場、北に新木場、東に東京ディズニーリゾートと360度展望できる橋。

地下鉄・有楽町線新木場駅」からバスに乗り、若洲公園に到着。キャンプ場が広がっている。海浜だから、蚊がいないんじゃないかなぁ。今夏キャンプしたいねぇ。

レンタル・テントもあるというから、ほぼ決定でしょう。

案内板を見ると、釣り・サイクリング・ヨットスクールもある。さらに、うずきます。

かなたに橋。

土木好きとしては、説明しちゃうよ。

橋には、上路式と下路式があります。通行路を下で支えるか、上で釣り上げるかの違い。以上。これ以外の知識は無い。

東京ゲートブリッジは、2つの構造を同時につかい、それを向かい合わせにしているので、なんとなく恐竜がにらみ合ってる風情。

エレベーターで橋まで昇る。

橋桁に沿って、中央部まで歩く。体が風にもっていかれそうで、怖いです。「海面から、およそ61m」の表示。海から、「おいで、おいで」と言われているようで、なるべく遠方を見る。

橋と並行して、東防波堤が突き出ている。ここで、釣りができる。

「釣り施設での約束

多くの皆様に釣りを楽しんで頂くために、釣り竿を1人2本までに制限させて頂きます」。

そうか、1本じゃ満足しないのね。

「何が釣れるんですか?」と、お約束の質問を兄さんに投げる。

「ボラやカレイです」。スズキ、イシダイもいるらしい。江戸前寿司のネタを想像する。

「よく釣れます?」

「ボラはぼんやりしているから、たくさん釣れます」。

僕に言われたみたいで、気分を害す。すごすご離れて、人口磯に向かう。

陸側は芝生、海側は大岩が積み上がっている。三脚を立てて、望遠レンズの放列がありました。

「何を狙っているんですか?」

ダイヤモンド富士です」。いちいちわからない。

太陽が富士山の頂上に沈むのが、ダイヤモンド富士ですと。それが、東京ゲートブリッジの「股間」に広がるのを狙う。

東京スカイツリーの開業を控えて、隅田川東京湾の運河を巡る「観光舟運」が始まるらしいです。

水・川・海・運河・磯・タグボート・倉庫群好きとしては、「観光舟運」だけでなく、海上生活もしたいよね。

明日は、北島康介100決勝に登場。鹿児島の17歳・山口観弘君、先輩を脅かしてほしい。