年寄りから、楽しみを取らないで

午前中は五月晴れなのに、夕方ちかくになると雨という天気が続いてますね?

山登りやランニングをやる人のためには、専用の雨具があって1〜3万円もします。もっぱら愛用しているのは、ガテン職の雨カッパ。2000円ほどです。

バックの底に入れて、出かけたのは水泳教室。

GWの3日は休みで、10日から再開されました。

「できません」。「できないから、練習するんです」と、メニューが1つ終わると先生が叱咤する。

・ターンの練習

4泳法のターンをそれぞれ習う。ターン前の姿勢もまちまち。

・平泳ぎの手の動きの練習

カエル足2回の間に、手は左右に大きく開いてから急いで肘を寄せて前に突き出す。水を飲む。苦しい。

このトレーニングをしてから、平泳ぎをするとスムースに進む。なるほど。先生は、ダテにやってない。

・バタフライの手の動きの練習

手をストレートに前から後ろに掻かない。右手はR、左手はその反対の字の輪郭。ゆっくり1回広げてもどし、急いで斜め後方へ。まるでできない。

今までやったことがない、人体パーツの動き。苦しいけど、なんとなく選手の気分になれる。お試しあれ。

・最後の75mクロール

連続して泳げず、65mで1回立つ。ほんとは、がんばろうとしました。でも、ダーレオーエンの突然死が頭をよぎる。泳げる時がくるまで、気長に待ちましょ。

練習後は、腹ぺこ。今回は「煮びたし茄子そば」を食べる。鼻汁ジュルジュルが止まらず、「煮て、びたされた」茄子の様子が他人に思えず注文。

世田谷区の総合運動場にあるプールは50mプールです。他区に負けるものかと気合いを入れて作ったんでしょうか? 
25mに比べ、気分がいいことは確かです。天井も高いし。

世田谷区民会館を初訪問しました。

いろいろな区の公共施設を見ていると、一昔前とは比べものにならないくらい充実してます。もっとも、一昔前は公共施設に足を踏み入れることがなかったので、アテにはなりません。

変わったのだろう、という印象。

建物がくすみ、いる役人もつっけんどん → 明るい建物と、業務委託された会社社員の明るい対応。

役所・ホール・集会所・図書館に加えて、気の利いたレストラン・スーパー・コンビニ・病院もテナントで入っている。

上層階が専門学校・大学院・マンションになっているケースもある。

公共と民間の垣根が低くなって、不動産活用を共同で進めた結果でしょうか。

世田谷区民会館は、そのハシリかもしれません。中庭の滝を眺めて「音だっち」ツネツネから送られてきた音を聴く。

・連休中は充実されていたでしょうか? 僕の方は16連勤でノンストップで働いています。では本日のおすすめ。

仏からZAZ

仲良し3人組が、ゴニョゴニョ遊んでるようで楽しいねぇ。

それにしても16連勤とは。GWはてっきり実家に帰って羽を伸ばしていたとばっかり。

もしかしたら、「音だっち」同様、土日・旗日すべて休めなかった、あるいはなんもイイこと無かった人もいるでしょう。ZAZのピアフ・カバーを追加でプレゼントします。

区民会館には、ZAZのおじいさん世代95%・おばあさん5%が集まりました。

世田谷区誌研究会の総会。年会費2000円を払って、仲間になる。

集会室の入り口で、ほとんど字だけの会誌をもらう。

総会でやったこと。

・会長あいさつ

・区長からの祝電披露

・昨年度事業実績と本年度事業計画

・決算報告と予算案

・会則改訂

・新会長の選任

・講演会

年寄りの先輩が好きですし、真面目にやればやるほど滲み出るおかしさになごむ。

たぶん、メンバーは元校長・教頭先生が多いのでは? 黒やグレーの背広に、お洒落をしてループタイ。

席から「配布資料を見ればわかるので、次の議案へ」と声が挙るも、説明で握ったマイクを話さない役員おじいさん。

550人いた会員が170人に減り、現在365人に回復した経緯を、日本の過去64年と重ねる講話。ウトウトする。

前会長は名誉会長の新役職にめでたく着任。おばあさん会員から花束を受ける。新会長からは感謝状が読み上げられる。合わせて、粗品のカステラ贈呈。

型通りを丁寧にやるところが、生き甲斐なんでしょうね。

一方、会員も「俺にも喋らせろ」とばかりに、過去の会社名と肩書きを名乗ってから、2000円の会費では無理なことを「提案」する。

手前味噌の思い込みが、忘れられない。どころかドンドン肥大する。最近、高齢社会の問題を考えるジェロントロジーという言葉を知りました。

学際的な学問。

僕もジェロントロジーのサンプルだから、興味あるし。

ところで、今年は何をやるの?

とりあえず、5月23日に「午後の史跡散歩」をやります。

西澄(さいちょうじ)寺 → 駒繋(こまつなぎ)神社 → 世田谷観音

読めない字だねぇ。うれしいねぇ。世田谷観音は、前に「手づくり市」で行きました。そこを、しわぶきしながら高齢者が押し寄せる。

壮観でしょうねぇ。