夕方から参加、3回目の手づくり市

毎週木曜の水泳教室、日程の半分が終わりました。

やはり一番できないのはバタフライ。25m×4泳法で100m個人メドレーが目標です。5月になって、にわかに大学水泳部とおぼしき連中が増えました。

こっちは、競泳用の練習をしているわけではありません。が、水中でどんな動きをしているのかは見る。

スピード、パワー、テクニックが違います。

「チカラを抜く方法」も先生に訊く。

答え「まず、100mを10本」。

長距離を泳ぐのは、苦しい。苦しいから、チカラを抜かざるを得ない。これ、コロンブスの卵でしょ?

25mで休んでいては、そのたびにエネルギーが回復するから、いつまでたってもチカラが抜けた泳ぎができない。道理だねぇ。

プールを出て、池上本門寺に出向く。3月28日の世田谷観音、5月7日の代々木八幡に続き、手づくり市3回目。

いやぁ、すごい石段。

前に「里山探偵団・森の遊歩隊」に2回参加して、苦労した登坂脚力のなさを思い出す。皆んな、すずしい顔してて悔しかった。

96段、と案内板にある。

1606年ころ、加藤清正の寄進で造営された。「此経難持坂(しきょうなんじざか)」。文字通り、難な坂。

芝・愛宕神社の石段と、どっこいじゃないかなぁ。

上では、お坊さんが「ご苦労様です」と笑顔でチラシを配っていた。

何なの?

「お坊さんフェスティバル in 池上本門寺」をやってました。テーマは「いきいき生きる OKAGESAMAの心で」。

手づくり市は、数ある催しの一つで、境内いっぱいに舞台とブース群が広がる。

・お坊さんCafe〜エニシノテラスという言い方がいいね。縁は大事。

・僧造力(そうぞうりょく)〜お坊さんが元気を発信するステージで、そろってお題目を唱える。

よさこい踊り〜地域舞踏団を、お坊さんも楽しむ。

訊きました。

日蓮宗青年会結成50周年。全国の日蓮宗寺院の青年僧の団体があったのです。青年僧とは30代までで、だから、くだけた企画だったのね。法要も祈念もパワフルに、笑顔で、いきいきとやる。

教えてくれたのは、世田谷・妙法寺の次男坊。小林教広兄さん。

奇遇でした。4月4日に、僕は平野啓子さんの朗読会に出席してました。しだれ桜をバックに宮沢賢治を読む。会場の妙法寺は、日蓮宗のお寺でした。

ブースはオーガニック系が多い。

・くすのきのチップ〜防虫や消臭に効くので、枕に使われますね。

・野菜やナッツ〜買いました、ノンオイルローストのアーモンド。木の実好きなもんで。殻も集めてます。

・ハンモックにくるまれてリフレクソロジー〜10分で1000円。

さて、ねらいの手づくり市

だんだん様子がつかめてきました。僕が気に入ったものは、やはり音楽・アート系が多い。

カリンバの楽器
Akimotoさんに、アフリカ音楽を教わる。作り方も教わる。箱や材木の違いで、音色が皆違う。ケーキを焼くハート型の皿に、板を貼付けたボディでもカリンバはできる。

素朴な音だけど、こんなすごい曲も弾ける。

木彫りのおもちゃ
木彫なのに、ブリキのおもちゃの色調に仕上げてありました。ややこしい塗料じゃなく、ペンキで着彩しているマツノユウジさんの作品。人形もよかったが、クルマもよかった。

ゴムのはんこ
昔の印鑑屋にあった回転式ディスプレイに、動物はんこがぎっしり詰まってました。点検すると、絶滅危惧種の動物が多い。タケナカミノルさんは、いわさきちひろ竹久夢二の絵が好きだと言う。

盆栽
苔玉や盆栽を作る若者って、増えてます。でも完成度がまちまち。塩津丈洋さんの作品は、目が行き届いてました。器の選び方も繊細。ワークッショップの他に、植物を引き取る「里親」もやるほど愛情がある。

みんな、おもしろことやってるねぇ。これからも、手づくり市散歩を続けよう。

長い石段を下り、門に立つ。

小学生向けに、寺では「1泊てらこや」を実施する。どんなことやるんでしょう。毎月第3日曜は「朝市」もやっている。

「歴史と文化の散歩道」案内板もある。

ここから、馬込の文士村までは近いんですね。時間が遅いので、また今度にしよう。