8ヶ月ぶりの清里は、まず 湿気対策

17日から、清里に来てます。

高地にあるので、冬は水道管が凍ります。去年11月に、不凍液を入れて処置をし、昨日、液を抜いて水道が使えるようにする。

6〜7箇所をいじるので、僕には無理。次男坊がやってくれました。これで、今年もネグラで遊べる。

来る前は、当地であれこれ遊ぶ計画がありました。今回は金曜日に帰京するので、どこか近場でピクニック程度でしょう。

とにかく、マットレスや布団や衣類が湿気を含んでいて、それを乾燥させるだけで17日いっぱいかかりました。

高原 = 乾燥、という思い込みがあったので、湿気とは意外でした。

幸い、快晴でしたから、1日で終了しました。

18日は、1日中草刈り。

たぶん、鎌だと腰を痛めると思い、柄の長い枝切りばさみでやる。ところが、やはり鎌のほうが効率が良い、と実感しました。

片手で草を束ねて、根本からグサッと刈る。枝切りばさみは、刃が短いうえに、柄が長いので目標を捉えにくい。

確かに、腰は痛くなりませんが。

これ、何でしょう?

草刈り中に、電動ノコの音が聞こえてきたので、音源を目指して向かう。

やってました、大工仕事。小部屋の建て増し工事。さすが、業務用の道具はすべてが大型で、材料の加工に合わせて、各種そろってる。

これは、釘のベルト。帯に1本1本ささっている。ホームセンターなどでは、小袋に50本程度入っているのが普通でしょ?

ベルト状である、とは紛失を避けるというより、何か対応する釘打ち器があるということでしょうか?

ガンベルトのようで、カッコイイ。

僕が、「工作工作」と言い始めたのは、去年の清里行きからです。

なんとなく自然の意匠をみて、工作スピリットを喚起されました。

業務用の道具。これが、所有欲をそそります。2〜3買いました。ところが、肝心の使い方に習熟してませんから、まともな工作は、何一つできてません。

そのうち、尻つぼみになり、そして、また再燃。

しばらく見学して、草刈りにもどる。

腰痛の話は、去年書きました。ニューヨークで廃棄された公衆電話を、当時住んでいたアパートまで持ち帰ったときに、ツーンときた腰痛。

以来の持病。

起きられないほどの重傷で、退屈まぎれに、アパートでテレビを分解し始める。

去年、清里で拾った旧型テレビでも工作スピリットを満足させるべく、分解してブラウン管を取り出す。

ネグラのどこかにあるはずだ、と探したらありました。蔓でリースも作っていました。今年は、これからどこまで進歩できるかが課題。

ほとんど未使用の道具も、今年は、ちゃんと使って何か作ろうかな?

大工さんの仕事を見ていて、ある種、基礎的なことはやってもらってもらわないと、大型の工作は無理だよねぇ。

<これからショータイム>
7月27日 王子ホール 19:00 ¥3500 藤本直美 組曲イベリア」全曲