気持ちはツール・ド・フランスですが

清里にはテレビがありません。

夜中12時過ぎにあったサッカー・なでしこの試合。ネットテレビで見てました。映像の動きが悪い。なでしこたちの動きも、悪い。

前半に1点入れられたところで、「こりゃダメだ」と寝る。五輪本番では、切れ味をとりもどして欲しい。

夜が明けて20日。昨日までと打って変わって、霧雨。

今回、自転車を軽自動車のレンタカーに乗せて、東京から清里に運びました。車輪を取り外して、やっとこ収納。ところが、取り付ける段になって、曖昧にやったらテキメンに不具合発生。

前輪が真っすぐ進まない。自転車屋に持ち込む。

「ハブパーツが曲がっちゃてますよ」。

早速、交換してもらう。ところが、部品は前後輪用セットで買わなければいけない。

「じゃぁ、後輪もついでに変えてください」。

ところが、スタンド分が長いので、後輪のハブパーツは用
をなさない。この辺、悔しいですよ。無駄に余っちゃうわけだから。

クルマのオーナーが部品交換をする時も、たぶん同じ悔しさを噛み締めているんじゃないか?

「音だっち」ツネツネから、久しぶりに楽曲が来ました。

・フェスの季節ですね! 実は来週金曜から3日間、新潟苗場のFUJI ROCKに初参戦してきます!!

・念願のRADIOHEADが来日するので、今からドキドキです。

曲はRADIOHEAD

名曲「CREEP」のcover

大いに、浸ってほしいです。

FUJI ROCKでは、会場を周遊できるように、歩道を毎年少しずつ整備してるというじゃありませんか。

土をならしたり、切り出した材木を並べたり、点検して調整したりも、楽しそうだね。

さて、本日の霧雨。

早朝に起床したので、小学生の通学を見送る。

「おはようございます」

「気を付けてね」。

世の中には部品フェチが数々いますが、自転車部品フェチもいます。

「自転車部品の美学」白鳥和也著をパラパラやりました。

自転車部品は、機械の構造が見えるカタチであるのが魅力です。

僕は例によって表面だけですが、「淫してる」と言ってもいいのが白鳥和也兄さん。弟子になりたい。

材質・加工の手間・精密感に魅せられて、そこから技術的真理・良心と経済の相克・美への情熱を読み取る。

・古来、人間を突き動かしてやまないものが刻印されている。

・機能という内面と、スタイリングという外面が一体化しており、人が作り出したあらゆる機械のうちで、もっとも興味深い。

語りますよ、「部品が物語る、自転車の全体像」。

実際、美しい。

ドイツの工業デザイナー、ルイジ・コラー二の曲線が、自転車パーツにはある。

パーツだけではありません。空気入れも美しい。

タイヤの細い自転車。2週間に1回、空気を入れるタイプで、それも「8.3なんとか」の圧力指定がある。

だから、空気入れも購入しました。数字の目盛りが付いたヤツ。いちいち、ややこしいんだ。

この複雑系が、カタチの美しさとセットなのはわかるけど、できれば、単純系で美しくできないのかね?

本日、帰京。