連日の大殊勲、あとはブラジル戦だ

やった、日本U23。世界最強スペインを相手に1−0で勝利。

バルサマンUチェルシー所属の選手たちを相手に大健闘。ボール支配率では、確かに劣ってましたが、立ち上がり10分からして劣勢という感じがしなかった。

34分、扇原のコーナーを大津が決める。スローで見ると、ワンバウンドしたこのボールを蹴るのはむずかしい。冷静だったんでしょう。

スペイン、イライラが始まる。アルバにイエロー、マルティネスにレッドカード。

後半は、日本に追加点のチャンスが再三あった。「惜しい」の連続。得点しなければいけないスペインは、前掛かり。手薄のDFに切り込んで、日本もあせりの欲が出たんだね。

見応え充分。

日本のDF陣は安心できた。酒井、鈴木、吉田、徳永。ボランチの扇原と山口。とりわけ、吉田、徳永のオーバーエイジがいるおかげて、メンバーは落ち着いたのではないだろうか?

いい調子。

心配は、ケガ。大津、酒井は次のモロッコ戦を欠場か? 控えがチカラを見せるチャンス到来。全員で闘って、ブラジル戦を迎えよう。

このロンドン五輪では、選手の母親が集まる会があったって、知ってました?

しかも、世界中から。

日本の母親代表は、なでしこの沢穂希選手の母が出席。自分のことじゃなく、子供の名誉を応援できる幸せ。この舞台に立つために、どれほどの艱難辛苦があったかは容易に想像できる。

次の、リオデジャネイロ大会では、父親の会もできたらいいね。

育児に熱心な「イクメン」が増えて、稼ぎ・仕事と同量のエネルギーが子育てに注力されれば、父親の会も、まんざら実現しないわけでもない。

日本のパパも頑張れ。

子育てパパを、とっくの昔に卒業した僕にできることは、お百度詣りだけ。

寺社巡りをやっていると、話に聞いていた百度石を見かけます。石というところが、いい。

過去起きたこと、将来起きること。今まで見てきたことに、これから見るであろうこと。石は動かず、じっと祈りを聞き入る。

そして、すべての結果を受け入れる。

アドバイスコーチング、コンサルテーションしない百度石。

ほんとうは、試合中の選手の顔を見たいんです。

残念なことに、僕のカメラは135mmレンズなので限界があります。競技場は広く遠く、届かない。

何度、悔しい思いをしたことか。

高校野球神宮球場でも、同じでした。

出会った望遠レンズ。白いボディですから、キャノンでしょう。

「これ、何ミリあるんですか?」

「300ミリです。エクステンダーを付けてますから、さらに1.4倍まで撮れます」。

うらやましいねぇ。会心の表情、不安な表情が手にとるように撮れるでしょう。肉眼では見られない、体の一瞬の動きを絵にできる。

鳥飼祥恵さんと、後藤武久さん。

2人は水谷章人さんの写真塾のクラスメート。スポーツ写真を勉強してます。スポーツ写真は、想像できない人体のモーメントを記録できる。選手の感情を、説明なしに説明できる。

仲間になりたい。でも・・・・・

まずいよなぁ、どんどんやりたいことが増えてくる。300mmレンズを買うと、半年はカップラーメンで暮らすことになるよなぁ。

うっとうしい毎日に<これからショータイム>

・11月9日 紀尾井ホール 19:00 ¥5000 アレクサンダー・ルビャンツェフ