24種類も走り方があった自転車

ロンドン五輪の開会式中継では、寝てました。

ポール・マッカートニー登場して、歌ったのがヘイ・ジュードだったらしい。

発表が1968年だから、メキシコ五輪の年。その時、三宅義行さんは銅メダル。

don't make it bad 悪いことばかりじゃないさ。

敗者に、なぐさめが必要な2週間です。いい歌だよね。

4年前、北京で涙をのんだ重量挙げの三宅宏美ちゃん。最終試技が終わった娘を迎える父。娘の背中に手をかける義行さんの写真を見て、泣きました。

背の低い父と、背の低い娘。義行さんをなぐさめたい。父親は、「やっと終わった」と平穏だったかもしれない。

でも、娘は違ったんですねぇ。そこから、火がついた。

you'll do お前ならできるさ、と父は立ち位置を変更してトレーニング。あれから4年、父娘喧嘩ばっかりしてロンドンに向かう。

結果は銀メダル。義行さん、大満足。「ほどほどが、我が家の伝統かもしれない」と納得しているかな。

勝ってうれしい、花いちもんめ。負けて悔しい、花いちもんめ。

高校野球、東東京大会は我が世田谷区の国士舘高校破れて、とうとう甲子園には行けなかった。

五輪では、未だ金メダル無し。

すべてのアスリートに、人生を感じる。青春と朱夏の闘い。

サッカーは、健在。チョー健在。話題になりませんが、ヨーロッパチームのスカウトは見に来てないのだろうか? 決勝トーナメントから本腰を入れる? どしどしヨーロッパへ渡ってほしい。

ザックは、大満足して観戦中。

2年後のW杯メンバーの半分は、現在の五輪出場組で占めるといいね。

日本もブラジルも、たぶん1位通過するでしょう。決勝トーナメントが楽しみ。

中継を見ていたのは、真夜中。

真っ昼間は、自転車乗ってました。

外苑前のベルコモンズから、千駄ヶ谷に向かう外苑西通りに「バイクフォーラム青山」という、ブリジストン自転車のショールームがあります。

前に通りかかった時、ニューモデルを試乗できると知ったので、どれほどのものかと早速ね。

もちろん、ドロップハンドルは避ける。怖いから。

ハンドルが1本棒のやつ。ordino sシリーズのS5。前3段、後8段で、24種類の走り。

「なんで、こんなにギアが必要なんですか?」

「道の状況が違うし、どう走りたいかマチマチだから」とはいうものの、シロウト相手だから説明に困る店の人。

ペダルが下の時、足が一直線。これも、怖いが我慢して出発。

店が見えなくなってから、止まって、秘密兵器をとり出す。

正式には、何て言うんでしょう。工事現場で着る、蛍光ベルト付きのチョッキ。

前から欲しくて、やっと入手。ほんとは、普段から着ていたいのだが、「夜間に自転車に乗る」こともあるだろうと、状況の必然性を無理矢理さがして買う。

炎天下に、蛍光チョッキ。ナンセンス炎上しながら、神宮外苑を疾走する。

無事、店にもどる。「なんで、チョッキが必要なんですか?」と訊かれなかったのが、チッと無念。

地下鉄の駅では、天井から冷気が吹き出ていて生き返る。帽子を取り、頭から浴びる。時間にして、電車を10本ほどやり過ごす。

沖縄で9月にサイクリング大会がある。チラシを読む。260kmから30kmまで3コース。

then you can start
to make it better

ヘイ、ジュード。できるかもしれない。