連絡事項。「奥さんからの電話で無事退院」
17日に帰京して、18日から自宅ろう城。25日に外出したので、まる1週間ゴロゴロしてた勘定になります。
冷房を付けないから、暑い。とはいえ、そこは室内。
「プッシー・ライオット」聴いてました。
ロシア正教会で、プーチンや総主教を批判して禁錮2年の判決を受けた女子パンクバンド。ロシアでは、禁錮刑といわず、自由剥奪刑という。こっちのほうが、権力の横暴さがリアル。
残暑見舞いを手にする。おおむね盆暮れに思い出す、平成の手裏剣士「凝りだっち」山下知緒センパイから。
今年は水墨画。神明止水の心境に到達し、カッパが凡愚合掌の図。手裏剣道も、磨きがかかっていることだろう。
僕は、「心頭滅却して火もまた涼し」の稽古は皆無。外に出たら、「油の大釜でゆでられた石川五右衛門じゃぁ」と、襲って来る熱気にたじろぐ。
熱中症で、病院に運ばれるのは高齢者だし。
ほんとは、駒沢公園にある屋外プール行きたかった。外に出て、水泳教室でなじみの砧公園屋内プールに変更。時間で4分の1の近さなので。
この10月から水泳教室が始まります。また、通うつもりです。
7・8・9月は一般人の来場が多いので、教室は休み。25日は、土曜日ということもあって混んでました。
「下り坂では後ろ向きに」丘沢静也著を思い出す。
タイトルが、人生下り坂の年寄り向け処世訓だと思って読み初めたら、モロ、老人向けの運動本。
丘沢さんは、芝生の斜面をほんとに後ろ向きに駆け下りるらしい。なんとなくトンマな動き。今度やってみようかなぁ。
彼は水泳もやります。
距離を目標に泳ぐのではなく、時間を決めて泳ぐ。僕も、同じやり方です。とはいえ、彼との違いは2つあります。
・2〜3往復したら、あとは距離はどうでもよくなる。彼は、哲学として。
・毎回、泳ぐ時間が気分で違う。彼は、一定です。
プールに通う頻度も、教室がないと、なんだかホッとしちゃって、かえって縁遠くなる。10日に1回程度かな。
「もう、申し込みました?」と、教室で一緒だったメンバーから声を掛けられる。25日から募集開始。定員オーバーで、抽選に漏れる人もいるくらい人気なのだ。
世田谷区の施設も、この半年で各地へ出掛けてます。
下北沢区民集会所を初訪問。シモキタは、劇場と路地と古本以外の用事で来たことがなかった。
5時半から、「世田谷映像クラブ」の映写会に参加。写真をやってると、どうしても動画に興味が広がるものだから。
集会所には、80代のお年寄りが10人前後集合。僕は、ワカゾー。
狭い部屋で大きなクシャミが響く。声も大きい。人の話を聞いてない。同じネタを3回言う。病院情報の交換。
「リモコン、どこ行った?」
「もっと上にずらさないと」
と、映写の準備にワイワイやって45分経過。この、もたつき具合がアジの干物のようにイイ味なんだ。オールド・シネマ・パラダイス。
各区にビデオ愛好会があって、お互いに交流している。区の文化祭で、映像祭りもある。映画館を借りる集いもある。などと、合間に教えてくれる。
メンバーの作品発表。
テーマが、自然や祭りに偏るのはしょうがない。この高齢ながら、1人で準備・撮影・編集作業をこなすなんてすごい。
「ナレーションが、速すぎる」
「テロップを入れれば、もっと理解できる」
と、上映後の感想を積極的に発言する。
故事来歴の知識が豊富だから、間違いがあるとすかさず指摘する。「そっとしておく」ことがない。ますます気にいる。
訊けば、皆20年30年やってる。だから、機器システムのことは詳しい。教わりたくなってくる。やってみようかなぁ。
でも、「里山の虫」や「ダルマ市」っぽいのは諸先輩にまかせて、僕なら何を撮ろうか?
「プッシー・ライオット」のインタビューとか。あるある、「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」。
ひっぱたかれるかなぁ。