秋の陶芸教室で、チャガマ作り決定
やはり、9月は4月ほどではなくても心機一転の気分になるもの。
申し込んでいた遊び計画も、当選の連絡があってウレシイ。
まずは、テニス教室に当選。
言われる前に、こっちから言っときます。似合いません。わかってます。
ただ、ボールゲームをやりたかったの。サッカーやったら、3分で動けなくなるから。テニスはテニスでも、ソフトテニス。印象として年寄りでもできるんじゃないかと想像してね。
「目黒区の住民じゃないんですが、申し込めますか?」
「申し込みの人数が少なければ、他区の人でも当選します」。
屋外プールの隣にある目黒区民センターで、これから年末まで水曜日はテニスじゃ。初めて。道具も貸してくれる。
もう一つ当選したのは、世田谷区の陶芸教室。9月までは、入門コースで修行中です。10月からはステップアップして、めでたく初級Aコースに進めるのだ。
これは、作りたいアイデアが次々と出て来るので、当選の知らせにホッとする。
どうしても屋外プールで泳ぎたかったから、家からバスで1本の駒沢公園を目指す。
降りたら、階段といい広場といい一面のコンクリですから、まぶしいことおびただしい。
プールに近づくも、歓声が聞こえない。回りのフェンスは、緑色のボードでおおわれている。「どうしたの? やってないの?」。
やってませんでした。これから、改修工事でもするのかなぁ。暑気が両肩にのしかかる。たまらず、隣の体育館に逃げる。
地下の食堂に降りて、氷メロンを食べる。「練乳かけます?」と訊かれる。練乳は氷アズキにかけるけど、メロンにもかける店があるんだ。
息が落ち着いてきたので、いざ、目黒区の屋外プールを目指して出発。こちらは、勝手知ったる愛用プール。
ヘラヘラ泳いで、途中昼寝もして、2時間。
カウンターを出ると、水泳用品の半額セールのコーナー。もう、水泳の季節は終わりなんだ。
隣を見ると、各種チラシが並んでました。
当選したソフトテニスのチラシ、坂道ウォーキングのチラシ、種田恵スイムクリニックのチラシ。
種田恵さん、読んでいたら彼女は北京オリンピックで200m平泳ぎで8位の人。
平泳ぎって、難しい。
手の掻きも、足の動きも。他の3泳法に比べて動きがハデじゃないぶん、水中で微妙な運動をしている思いがある。世界で8番目に速い動きができる人から、1日だけでもいいから教わりたい。
その場で申し込みました。抽選で当たるといいなぁ。
「たばこと塩の博物館」のチラシも読む。
9月15日から、「再び 江戸の判じ絵」展開催。前の展覧会は見ました。江戸時代の絵師たちの遊び。
「判じ絵」は楽しい。
鈴に目がついている絵。スズメ、と読み下します。
歯に、猫がひっくり返っている絵は、ハコネ。
象の隣にいる金太郎の絵は、ゾウキン。
ガマガエルが、お茶を立ててる絵は、チャガマ。
「たばこと塩の博物館」主席学芸員の岩崎均史さん著「江戸の判じ絵」で、チャガマが気に入り、「これを陶芸教室で作ってみたい」と、野心を燃やしていたんです。
教室のクラスメートは、お皿とか壺とか、いずれにしても実用品を作る。それもいいけど、チャガマも作りたい。
「こちらのプールサイドの茂みで遊んで、6時半頃になると歩道を集団で渡って、あちらのブッシュに寝に帰る」。
ここが散歩エリアの、出会ったおじさんの発言に、バッグからカメラを取り出して、待つことしばし。
残暑の夜は、エリス・マルサリスだよ。
6時半って、結構暗いんです。ガマは茶色です。歩道のタイルは茶褐色です。見つけられないのを、おじさんの呼声のほうを向くと、ほんとに、続々とはい出てきました。
見習いたい、規則正しい暮らし。夜更かしなんか、とんでもない。
ピョンピョン飛ばずに、歩いて移動してる。
フラッシュをたいても、驚かない。大小いるのは、一族だから?
チャガマの判じ絵だけじゃ、背中がどうなっているのかわからない。これで、バッチシ初級Aコースで遊べるぞ。