ちょっと、どんより始まった水泳

とうとう始まりました、僕の部活動・秋スタート。第1弾は、水泳。

ちょうど、去年の今頃から今年の6月まで3ヶ月×3回。のべ9ヶ月間、水泳教室に通ってました。第2期も、来年6月まで9ヶ月間通います。

7・8・9月は、夏休みがあるので泳ぐ人が多く、教室は休むんです。

不安でした、ほとんど泳いでいなかったので。

教室は、プールサイドで足バタバタの5レベルから、4泳法を習う1レベルまで5段階。去年は3レベルからスタートして、最後は1レベルに昇進して終了。

3レベルの時に習った原先生と、今回1レベルで再会。先生は5人とも流線型の体格をしてます。中でも彼女は、水の申し子のような体型。

「皆さん、夏は自主練してましたか?」。

顔が陽焼けしてる。どっか海で過ごしていたのかと思ったら、このプールで個人レッスンをやっていた。天井がガラスのプールですから、日射しが遠慮ないんです。

夏期は、忘れた頃に泳いでいたので、つらかった。

終わって、「また、鼻汁ズルズルの9ヶ月が始まるんだ」。鼻毛切り過ぎなのかなぁと思いながら、砧公園・バードサンクチュアリの案内板を読む。

・ツバメ

夏鳥として渡来。種子島以北で繁殖。人家の軒下などに巣を作る。飛びながら昆虫を取り、古くから益鳥として親しまれている。スズメ目ツバメ科。

なるほど、メキシコにもたくさん飛んでるんだろうよ。

初日の水泳がつらかったのは、夏季に泳いでなかっただけでなく、も一つ理由がありました。

夜更けまで、DVDで映画を見ていたから。図書館から借りたDVD。故障テレビをあきらめて、試しにPCでやってみたら、映った。初体験。

ひさびさ「残り物名画座」、今回は「ワイルド・バンチ」。バイオレンスで名を売ったサム・ペキンパー監督。三宅一生さんに苦味をプラスしたウォーレン・オーツ好きです。

テキサスとメキシコの国境が舞台。「ガルシアの首」と同じ。「戦争のはらわた」「ゲットアウェイ」も境・際が舞台でした。

際は、なにかと紛争のタネ。国同士でも、人間でも。

4人の中年強盗団が、メキシコの将軍と取引をしたり、駆け引きをしたり、撃ち合ったり。

メキシコの村人が歌っていたのが「ゴロンドリーナ(ツバメ)」。

日本でいえば、会津磐梯山くらいポピュラーな民謡でした。

・どこへ行く、そんなに急いで
 疲れて、ここから去っていくツバメよ。

とか、

・わたしもまた、この地に迷い込んで
 ああ、しかし飛ぶことができない。

とか、

・放浪の苦しみが、今のわたしの人生
 もう、あの家にもどることはできない。

と歌ってます。

民謡は、哀しい。スペイン語は、愁いが倍増します。「ラテンビート映画祭」を調べていたら、ヴィオレータ・パラという人を知りました。チリのフォルクローレ歌手。

ひたっていると、朝が白々と明けてきました。