森の里2012最終案内 その22日
本日から12月。マスクして歩いている人、増えてます。風邪、ひいてません?
寒いからねぇ。気をつけましょ。
毎日一話、その日のことをその日に書けば理想です。心掛けていても、気分屋だから何日も書かない時もあれば、まとめて書く時もあります。
掲載する写真の容量は、1ヶ月約90枚なら無料です。月をまたいで書くと、容量不足になって「写真を削除するか、お金を払って容量アップするか」さぁどうする、どうする? と連絡がある。
もちろん、たいした写真じゃないから、どんどん削除する。ところが、削っても削っても、同じメッセージが来るので、12月1日まで待ってました。
しばらく、掲載写真は2枚にします。
国際宇宙ステーションに4ヶ月滞在した星出宇宙飛行士が、29日に帰還後初会見しましたね?
帰還直後は平衡感覚がもどらず、フラフラしてた。9割がたもどるも、まだリハビリ中らしいです。
皆さんは、日本人宇宙飛行士がまだ後ろに控えてるの知ってました? 2015年に、ソユーズ宇宙船第44・45次長期滞在搭乗員がいるってこと。
祝 油井亀美也さん(川上村梓山出身) 搭乗決定
小海線の信濃川上駅に降り立った時、駅舎にこの横断幕が架かってました。
JR標高最高駅は、野辺山。清里・甲斐大泉と続いて、第4位が信濃川上駅なんです。22日に、高原の駅に降りたのは、千曲川源流域を歩くため。
駅から、村営バスに乗ること30分。
終点が、梓山停留所。目の前に、梓川が流れてました。千曲川は、この上流域と、中流域の上高地・松本を流れる梓川と、同じ名前の支流を2つ持っているんだ。
冬期は、ここから1時間歩いて毛木平(けのきだいら)まで千曲川源流域に近づける。
と、ここまでは村役場に聞いてました。
バス停で、どっちの方向に歩けばいいのか迷っていると、作家の深沢七郎さんに似たおじいさんが、散歩して接近中。
足取りは、トクマルシューゴ。
すでに白菜やレタスの収穫を終えて、今は休憩の時期。段々畑の開拓農民の末裔ながら、昭和20年代に運転免許を取得して、定年まで村営バスを運転していた。
「さっきのバスを運転してたのは、息子」だって。運転の仕事は、家業か?
「油井亀美也さんの実家って、近くなんですか?」
「そこだよ」と、門前まで案内してくれる。わが村から、宇宙飛行士誕生の誉れ。
「頭、よかったんでしょうねぇ」
「防衛大学に進学したよ」。
とにかく、そんなこんなを話しているうちに、おじいさんのクルマで収穫を終えた畑見学、そして毛木平まで進む。
ここは、長野・山梨・東京・埼玉をまたぐ国立公園だった。国立公園だから、冬期は閉鎖する。管理上の問題なのか?
立っているところは、公園の西側。南側が大菩薩峠。東側が青梅。北側が両神山。おおまかな位置取りがわかる。来夏にトレッキングしたいね。
「ところで、お名前は?」と、おじいさんに訊く。
「バスの運転手の人っていえば、誰でも知ってる」と、教えてくれずに別れる。
お礼に何かと思ってスーパーに入る。柿を買ったついでに「バスの運転手〜」と尋ねると「あぁ、中島さんね」。確かに、誰もが知ってる人だった。
戸口で「中島さぁ〜ん」って柿を差し出す。お返しに、白菜2つもらう。きりがないやりとりが、楽しかった。