森の里2012最終案内 その21日

11月21日から26日まで、6日間森の清里で遊んでました。最終日から逆に書いてきて、やっと最初の日に到着。

2012最終案内の最終日。

新宿から高速バスで向かい、山梨県に入ると山並みが見えてくるので、「来てよかった」となる。

これで、ウィンタースポーツの一つもできれば、尚のことでしょうね。

スキーにしろ、スケートにしろ、「滑る」ことがとにかく怖い。子供時代は、スキー・スケートはハイカラな遊びで、そんなお金は逆さにふっても無い家育ち。

そういえば、冬になると姉のお古の靴下はいてたなぁ。肌色の長靴下。デンセンした痕を、糸でかがってあるので、ミミズがはってるような奴。

道路では、しょっちゅう工事をしていた。道路工事好きの原点。

たき火も、しょっちゅう。空き地があったから。

今、たき火なんかしたら近所迷惑もはなはだしい。いえ、都会だけじゃないんです。清里でも、見られません。ゴミ規制が東京並み。

だから、現地「萌木の村」でたき火を見られた時は、うれしくて1時間ばかりあたってました。

皆さんは、森林デザイナーって聞いたことあります? 森林もデザインしないと、荒れ放題になる話。

「萌木の村」では、栗の木をチェーンソーで伐り倒してました。

イギリス人のポール・スミザーさんが、伐る木にマークを付けて、指示に従って作業をしている人々。

「日本人にはなじみがないけど、イギリスでは森林デザイナーって仕事が昔からあるらしいですよ」と作業員。

つまり、木こりもまたぎもいるにはいた。でも、社会的に、環境的に、あるいは美観からという観点で森林を眺める人はいなかったということ?

林も、そのままにしておくと下草が生えずに、クマザサが繁茂するようになる。それが、どうして悪いのかはわかりません。

とにかく、地面に草を回復するために、枝打ちどころか間引くように伐り倒さねばならない。

どっと倒れた木を、更に1mくらいに寸断する。断面を触ると、水分が残ってる。それを割りもせず、小枝と共に燃やす。

josef spacekの音。

クルマを持ってれば、もらいたかったよ。ゴツゴツした感じが「何かに使えそう」だったから。

たき火のボリュームは、人の背丈を超えるほど積み上げる。すると、煙も渦を巻くほど豪快になる。

「5〜6本なら、6時間もあれば燃え尽きちゃう」勘定。

斜光が、枝の陰を煙に投げかける。まるで、炎の中から神獣が現れるんじゃないかと予感するほどドラマチックだった。