自立するジャケットがあれば怖くない

うぅ〜、寒い。

寒いはずだよ、池に氷ができてた。突けば割れるほどの厚みですが、一応は氷。フィンランドシベリウスの音。

13日は、テニス教室第2期「初心コース」初日。ヘタなのでもう1回「初心コース」を繰り返す。朝9時から1時間。

コートは、すでに先客があって、訊けば「7時から2時間、仲間で集まってやってます」とのこと。見上げた根性。だって、6時ころに起きてるってことでしょ。

「ご一緒に、どうですか?」。うへぇ〜、ブルブル。

教室の様子が、だいたいわかってきました。

クラスは、どんどん上級にステップアップできます。ところが、「うまくなろうとして、教室に通っているわけじゃない」人が多い。

ちょっとした運動のつもり。ですから、5年も10年も初心コースの人がいる。また、自然と仲間が生まれ、授業料のかかる教室ではなく、サークルでコートを借りて楽しむ。

僕も、1年間ぐらい修業したら、どこかのサークルに入りたい。費用はコート代だけで、断然安上がりだし。

教室が終われば、「さぼらなくてよかった」となる。「冬の早朝は気持ちいいね」となる。空を見上げる。まぶしい光を浴びる。

そして、アメリ海兵隊仕様のジャケットを着込んで帰り支度。

なにしろ、船のデッキで着ても冷気をシャットアウトする素材でできてます。ゴワゴワして、脱げば直立する素材。たのもしいよ。

軍隊で使われるから防寒も完璧、と思っていたら、スポーツ用品メーカーも普段着を売り出し中とのこと。

スキーや登山用品のメーカーが、シビアな気候で着るウェア作りのノウハウを、普段着に転用する話。

ミズノは、「プレスサーモ」下着。体から出る水分を吸収するだけでなく、発熱する素材を使った下着を売り出す。ヒートテックより、ちょい割高。

ゴールドウィンは、体の熱を閉じ込める「光電子」という繊維でフリースや下着を発売した。寒暖差の激しい高所登山で培われたノウハウ。

デサントは、水沢工場で作るダウンジャケット「水沢ダウン」。縫い目を極力無くして、耐水性を強化したという。

前に、スポーツショップで同じこと聞きました。そのシュラフは縫い目を少なくするだけでなく、圧着して縫い目を塞いでいるので、とても暖かいらしい。

でも20万円くらいするので、驚いた。

とりあえず、テニスは20日で今年ぶん終了。水泳に続く「部活」第2弾。目標は、狙う方向にボールを飛ばすこと。第2期中にできるだろうか?