鳥も寒暖で羽の色を変えるんだぜ

湾岸の船着き場は、すべて経験していたはずでしたが、まだ残ってました。

天王洲ヤマツピア。

テレビ東京のスタジオの近くらしいんですが。僕も詳しくわからなくてスイマセン」と、東京海洋大学の河野先生に電話で案内される。

「ヤマツって、どんな字書くんですか?」

「たぶん、カタカナだと思います」。

京急線新馬場駅、もしくはりんかい線かモノレールの天王洲アイル駅から5分程度歩く運河沿いの波止場。おおまかな位置は、レインボーブリッジのちょい南。

東京湾クルーズを商売にしている、ジールという会社のクルーザーや乗り合い船を目指す。1年中、水上生活をしたいくちだから、胸高鳴る。

・カクテルクルージング付きレストランパーティのチラシ

渚といえば、飲み放題とブイヤベースだよね。

ベイエリア・ミュージック・バンクのチラシ

港区の芝浦・海岸・港南・台場在住ミュージシャンに。登録しておけば、町内会イベントで演奏できる。

ニコル・ヘンリーなんかも、登録してほしいよ。

12月8・9・15・16日、東京海洋大学が「江戸前みなと塾」を開きました。

とりわけ8日は初日ということで、船に乗る。9時半集合はつらかったけど。

「塾」は、今までにサイエンスカフェやワークショップをやってきたらしい。今年は「江戸前の海の今を知ろう」ということで、クルージングして野鳥観察から始まる。

東京湾最深部の地図と双眼鏡が配られる。

京浜運河を下りながら、まず双眼鏡の扱い方。視界が、○一つだって知ってました?

よく、映画などで双眼鏡を覗くシーンがあるでしょ? 必ず丸2つでしょ? 最新光学機器は、違うんだね。○一つ。これが実に良く見える。

「赤いクチバシをしてるのが、ユリカモメです」

「小さいのがカワウ。大きいのがウミウです」

この辺までは、ついていける。あとがいけません。

生物って、目 → 科 → 属の順に分類するんでしたっけ?

僕が辛うじて知ってるのは、目。

カンムリカイツブリ、わかります? キンクロハジロ、何でしょ? オオバン、ミサゴ・・・・・。

科とか属の名前がポンポン出て来る。「〜の仲間です」って、幼稚園児に言ってわからせるよう。

「ウは、体重があるので羽をバタバタさせて飛びます」「東京湾には、カモが10万羽います」。

台場と城南島は、野鳥の宝庫らしい。

台場、船で2周くらいしたかなぁ。確かに茂みから鳥が発着してました。持っているカメラでは、鳥をアップで捉えることができません。

あきらめて、幕末の石垣工事に思いを馳せる。