やっと、源流好きをみつけました

フランスの俳優、ドパルデューがフランス国籍を返上してロシア国籍を取ったニュース。

ロシアでは、「富裕層の移住、大歓迎」。

フランスは年収100万ユーロ(約1億1500万円)を超える富裕層に、75%の所得税がかかる。ロシアなら一律13%。

とはいえ、ロシアは犯罪・汚職天国。「大量移住は、期待できない」。

一方、僕の好きな「懲りない男」ベルルスコーニ

イタリアの前首相。引退したけど、政界復帰に意欲満々。

76歳で18歳の少女付き合っているのがバレて、かみさんの怒りはベスビオス火山の大爆発。爆発料として、1日あたり1340万円の生活費を請求。

対してベルルは、「115万円でかんべんしてくれ」。

離婚協議を決着させた裁判所の命令は、1150万円。年間じゃないよ、1日だよ。50万じゃないよ、その上に1100万だよ。

スラバの「デボラ」で、ベルルを慰めてあげよう。

27歳の新しいかみさんをもらいましたが、治らないでしょうねぇ。

目は、近所を流れる川の案内板。

ほとんど、水がチョロチョロの情けない川。でも、大発見しました。「これが谷沢川なの?」。たどれば、等々力渓谷に流れ、多摩川に合流する。全長3.8km。

去年、初めて等々力渓谷を見る。両岸に緑があるから渓谷の様相ですが、水量は少なかった。

谷沢川の上流をたどると、土中に埋まった導水管2.2km。その先は、東宝のスタジオ脇を流れる仙川につながっていた。

間に、仙川浄化施設がある。生活排水で汚れた水質を、礫間(れきかん)接触酸化法で浄化してる。微生物の働きで、水をきれいにする。

野川、谷戸川、丸子川と、多摩川に注ぐ支流の位置が確かめられて、なぜが安心する。

あれは、去年12月の14日。

日本河川協会の講演会、2回目の参加。「多摩川源流の魅力と価値」。

源流の渓谷と山々に魅せられて18年の中村文明さん。

1994年、かみさんの実家がある山梨県・塩山に住んで、学習塾で英語と数学の先生になる。子供時代の川遊びがよみがえり、小菅村に通うこと450回。

現在は、多摩川源流研究所の所長さん。

渓谷・滝・淵・林道・峠・橋・小屋を調べ、源流絵図を完成させる。

山に入って、古老の猟師から聞いた話が、絵図解説に反映されます。

「ここに『イオトメの滝』とありますね? 魚(ウオ)の古語がイオです」と、生態系の動きがわかる。

会場では、多摩川源流だけでなく、紀の川熊野川の絵図も回覧される。文明さんは、全国源流ネットワーク代表でもありました。

やっと、知恵袋に出会えた思い。

立川談志師匠のお言葉。「勉強は、貧乏人の暇つぶし」。そうだよなぁ。今年もせいぜい暇つぶししよう。