ただ今、欠席中。あしからず
昭和戦前期の、親世代があこがれたグレタ・ガルボ。母親たちに、夢であったであろうシャネルやランバンのモード。
そうだ、本日親父殿の100歳誕生日。お墓に向かって、「おめでとう」。
1920〜30年代に、ファッション誌Vogueで写真部長をしていたのがエドワード・スタイケン。名画の構図をヒントに、ゴージャスな写真を連発しました。
情報は、日本にも漏れて来る。
西洋人の立体的な体格なら映える服も、平面的な日本人にはツンツルテンで笑えるだけ。「モボ・モガ」の時代。
それでも新しい息吹きの「モダ〜ン」だから、新しもの好きは写真機かついで先端を気取ったことでしょう。
「戦間期アメリカの文化と写真」という講演が、世田谷美術館でありました。欠席。
生井英考さんの話だから、聞いてみたかったよ。第1次と第2次大戦の間。ヘミングウェイとフィッツジェラルドがデビューした時、写真家には誰がいたんだろう。
欠席、その2。
メディア・アートってご存知ですか?
モニターや壁面に映される動画とか、カーテンに影が動くとか、針金でできた人体とか。
尖った洋服屋のディスプレイで、よく見かけるでしょ、この手。ショーケースでなじんでいたから、メディア・アートに入っていくのに苦労はない。
新宿のオペラシティでやってる「オープンスペース2012」展のギャラリーツアー。抽象も、説明されるとLEDの光源を使ったりしていて、工作青年と知り合いたかった。
ミイラズ。
4月から、都立高校でバラを栽培します。
園芸を教わった後は、世田谷区の「緑のボランティア」になる。これを地域デビューというのか?
いずれにしても、地元との交流なんて考えられなかったから、「わたしのマチオモイ帖」とは何なのか? 気持ちの準備と気になってました。
でも、欠席。
チラシを読むと、表現やスタイルは千差万別ながら、自分の「マチオモイ」をプレゼンテーションする展覧会でした。
こういうの、増えたでしょ? 老いも若きも参加して、気持ちいいホームタウンを作ろうよ、って活動。町活。
とにかく、稼ぎ一本やりだった退職世代は、退屈しのぎにどんどん「一丁目一番地遊び」をしよう。
我が世田谷区には、次太夫堀公園があります。
3月に、鍛冶の実演がある。包丁とか鎌を作るんでしょうか? とにかく、究極の時代錯誤工作。見学前に、「身近な金属の話」を実験かねて実施する。
金属の素性を知らないと、扱えないよなぁ。
も、これまた欠席。
すべて、志はあるんです。簡単にくじけて、「また今度」の山。あしからず。