アラウンド60’sで、この若々しさ

音楽をやる人にはポール・マッカートニーなんでしょうが、一般的な広がりという点ではジョン・レノンのほうが浸透してる。

愛が大事とか、個人に自由があるとか。

社会問題にもメッセージを送って、ナンバー1のアイコン。

女では、ジェーン・バーキンでしょう。

2人の共通点は、いろいろあります。スターなのに私生活を感じさせる点。「隣の人」感覚。

のし上がったように見えないから、セレブという言葉から遠い。ハイファッションを着ません。

音楽好きで、ちょっとオシャレな普段着で、猫の肉球が「私のお気に入り」っぽい女子が、「社会問題にも関心がある」と、バーキンに行き着く。

彼女は、2年間で80回も東北震災のチャリティコンサートをやってた。世界を回って、最後が東京オペラシティホールだった。

演奏されたのは、すべて夫だったゲンズブールの曲。

La Gadoue

オサレだよねぇ。

演奏をアレンジしたのは中島ノブユキさん。ゲンズブール兄さんは、およそ「女がほっとかない」タイプでした。湿り気のある日本では、ノブユキ兄さんも「ほっとかない」でしょうねぇ。