考古学をアーケオロジーと言いなおす

Eテレ「スーパープレゼンテーション」に、チップ・キッドさんが登場してました。アメリカ人の装丁家

本は、99%中身で語られます。100%かな? でも、それは決まってる場合。ネットで対応できる。

本屋を漂う場合は、ジャケットでピンと来たものに手が出る。僕は、こっちのほうが断然多いから装丁は重要。

チップ・キッドさんは、アメリカ版「1Q84」を手掛けてました。日本版より凝った装丁。「ジュラシック・パーク」もやる。映画のロゴにも転用された恐竜は、彼の作品だった。

「入門 パブリック・アーケオロジー同成社刊を読んでます。

考古学とか遺跡を、過去の研究や教育に供するだけでなく、だれもが楽しめるように考える視点。

20年前くらいから、アーケオロジーってカジュアルになってきたと感じてます。

遺跡の穴堀りに土・日参加できたり、博物館のミュージアムショップに土偶のトートバッグが売られたり、スタンプラリーがあったり。

ジュラシック・パーク」や「インディ・ジョーンズ」が、流れを加速する。

設備が更新され、ディスプレイがデザインされ、カフェが併設される。売られているのは、恐竜饅頭や埴輪こけしではありません。(あったら、いいなぁ)

20〜30代女子がステキ! カワイイ! と言いそうなセンスのいい雑貨やステーショナリーが並ぶ。

これも、「パブリック」の一部。

同成社の既刊図書リストを見ると、「遺跡と観光」とか「文化遺産と地域経済」「都市の文化と景観」が並ぶ。

老研究者は嘆いてるかもしれない。

でも、敷居が低くなれば興味を持つ人が増えるよね。

・こんばんは。本日のおすすめ。dorlis

「音だっち」ツネツネから来ました。dorlisもアーケオロジー味だなぁ。