付ければ「人が丸くなる」エプロン

新聞のウェイトと同じくらいのチラシ量。

バサッと捨てる毎日です。でも、陶芸で「次は、どんな形にしよう?」と探すとなれば、ハナシは別。

これ花器です。タートルネック花器。

通販チラシにあった、とっくりのセーター。首の部分がクタッとしている形を真似ました。まず円筒形を作り、チラシを横に置いてヘラでヒダ状に曲げる。

一方は材料が毛糸、方や粘土。

おとなしく椅子に座って、手だけ動かすわけにはいかない。真上から眺めたり、ヨコから成形したり、下からたわみを修正したり。体の前面は、当然粘土でよごれる。袖口もよごれる。

教室の面々は、たいがいエプロンをしてとりかかる。僕は持ってない。したいエプロンがないからね。

「私のエプロン図鑑」森南海子著。

リフォームという言葉を提唱した人。着やすい服飾デザインで有名です。本は、彼女のエプロンコレクションです。

前面と袖口をカバーするとなると、全体はどうしても割烹着スタイルになってしまう。こりゃ、避けたい。

肩が凝らず、ポケットに道具を入れられ、生成り感があって、料理用に見えないエプロンってないのかなぁ。

自分で作るエプロン案内で「ワイシャツを後ろ前に使った」デザインが紹介されてました。そうそう、こういうヤツがいいね。

だが、待てよ。

古ワイシャツ1枚を、そのままエプロンと見立てればいいだけの話じゃないか? 今まで、さんざん骨折り損のくたびれもうけやってきたからな。

Jens Lekman。