ベトナム戦争時代の吟遊詩人

「ギル・スコット=ヘロン自伝」スペースシャワーブックス刊の広告が出てました。

マーチン・ルーサー・キング牧師を敬愛してたというから、同世代のアーティスト。たぶん、同世代から「知らなきゃ、もぐり」と笑われる。

Did you hear what they said

ラップの始祖。「黒いボブ・ディラン」。吟遊詩人。10代から誌と小説を書き始める。

歴史を語って、ミュージシャンが出てくる本はほとんどありません。文と音楽は、相性が悪い。

音楽は音楽で、狭い業界やジャンルの話ばかり。CDのライナーノーツは、「○○に影響を与えた」みたいな話ばかりだから、ちっともイメージできない。ミュージシャン○○を知らないから。

公民権運動が始まった時代のヘロンなら、社会を語れるかもしれない。差別される理不尽さを語って、それを音に乗せるからね。

このThe Bottleは、ハーレムかなぁ? 

と・と・と。

「ジミ・ヘンかく語りき」同じくスペースシャワーブックス刊の広告。ここは、音楽専門の出版社なのだろうか?

目が悪いから、見落としましました。「ヘン」の下に、ちゃんと「ドリクス」と書かれてた。蟻のサイズで。

でも、彼のこともよく知らない。

「もぐり」部門は数々ありますが、わけても多いのが音楽なんだ。