3年生は修学旅行で不在だった

とうとう始まりました。東京都立園芸高校の「バラ園 緑のボランティア」。

地域住民が1年間通学して、高校生と一緒にキャンパス内バラ園でバラを育てる。

100年を超える伝統校も悩みがある。かつては、週11時間もあった「草花の授業」も、今は2時間あまりに短縮。想像では、パソコンとか英語とかの授業が増えたからではないか?

入学生の全員が園芸家の子供じゃなくて、卒業後も全員が園芸の仕事をするわけじゃない、とかも考えられる。 それに、

「もともと、月曜日は学校行事の代休で休校になることが多いんです」。加えて、「本日は3年生が修学旅行に行ってます」。

毎週月曜1時20分〜3時10分の授業は選択科目で、高校3年生6人と学ぶ。僕たちボランティアは9人もいて、なんだか乗っ取りしたようだ。

広いバラ園を維持・管理するには、地域住民の手が必要なんだろうね。

さっそく、実技。「バラ苗の植え付け」。その前の自己紹介では、ボランティアは僕を除いて全員園芸経験者だった。

だろうと想像して、カレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」中公文庫を読んでました。実技には直接役に立たないが、気分はチャペックだもんね。

ジャンク・フジヤマ