著作権で遊んで暮らせるのは孫まで

浦安のディズニーリゾートは、4月15日で開業30周年でした。

当時30歳なら現在60歳。娘・孫を連れて遊びに行く人もいるでしょう。とにかく、テーマパークで一人勝ち。年間2750万人が、一人1万円超を使う。ざっと2800億円の売り上げ。

知り合いのデパート勤務サラリーマンが、青息でうらやましがってました。

中国をのぞいて、世界で版権商売のうまみ。

調べました、ウォルト・ディズニー。1966年12月15日死亡。これに60年加算した2026年までは、著作権がある。あと、13年間はアメリカ本社にライセンス料を払う。

通常の著作権は50年。日本は第2次大戦の敗戦国だから、戦勝国にプラス10年の年貢が必要なのだ。著作権保護の戦時加算ってやつ。

ならばと、また調べましたトルーマン・カポーティ。1984年8月25日死亡。すると、2044年まで著作権が生きていることになる。

帯に「ぼくは読みたくない」と本人に言わしめた評伝「カポーティ文芸春秋刊。「ティファニーで朝食を」「冷血」の成功から、人生が狂い出す。

「冷血」はね、もう10冊以上持ってます。古本屋でこれを見つけると、ためらいなく買い込むので。1万冊貯めて、これだけ売る「古書 冷血堂」を開店する夢、今は昔。

ならばと、今年2013年から60年前も調べました。

・1953年 ユージン・オニール

・1951年 シンクレア・ルイス  アルノルト・シェーンベルク

・1950年 ジョージ・オーウェル  バーナード・ショー

この著作権切れ遊び、やり出すと止まらなくなるよ。

版権フリーの電子図書館青空文庫、初めてのぞいてみました。ほとんど日本の作家だった。外国ものを忌避する理由が何かあるのかな?

添田唖蝉坊