一人ぽっちになりたい場合です

大学生が、トイレで昼飯を食べてると話題になったのは、5年くらい前かな?

独り部屋をあてがって、効率的な個食育てをした結果と、親がぞっとしました。でも、学生だけじゃないよね。社会人から老人まで、お一人様ニーズはある。

新宿のマックに入った時には、1人がけテーブル席があった。これは、床面積あたりの売り上げ向上を狙って配置したんでしょう。

反対に、本来ならもっとテーブルを置けるのに、「1人で過ごすお客さんのために」スペースをあけて8席しかないのが、千駄木にある「結構人ミルクホール」。

大通りから、脇に入ってしもたやをごにょごにょ曲がった路地裏にあります。

5年ほど前に、根津・千駄木で毎年やっている古本市を歩き、偶然見つけた喫茶店

「おしゃべりは、しないでね」っぽい看板がかかってました。という店ですから、入りたくなるよね。確かに、マックのように、目先30cmに他人がいる感じはない。

市を流してちょいと疲れ、買った古本を開くにはいい感じ。10ページばか読んで、次の本でまた10ページ。また10ページと。

図書館のように強制された静けさでないから、リラックスできるんだ。

雑誌の棚もある。東京散歩的な雑誌がそろう。これを2〜3パラパラやって、ちょうど1時間前後でちょうどいい。

本を読む場所に、うっちゃっておかれたい雰囲気をさがしている場合です。

ニコライ・ホジャイノフ