いまだ、とびとびに読むレベルです
「千年の百冊」小学館刊をめくってます。
日本の1000年間に発行された代表的な100冊を、時代順に紹介してます。こういう本は、「タイトルは知ってるけど、どんな内容なの?」をわかりたい時に便利。
(笑)もちろん、タイトルすら知らないケース、多々あり(くしゃみ)。
サラッと知りたい気分の時に重宝します。
タイトルとキャッチフレーズ。概略・著者紹介・あらすじ。最後に、お薦めする箇所の現代文と原文。原文は、ルビがうってあるから読めます。
・本朝文粋(ほんちょうもんずい)
キャッチフレーズに、平安時代の漢詩文を収録したアンソロジーとある。
・山家(さんか)集
あこがれの白洲正子さんに近づきたいから、西行は気になる。
・太平記
講談で聞いて、とにかく何を語っているのかチンプンカンプンだった。
・御誂染長寿小紋(おんあつらえぞめ ちょうじゅこもん)
大好きな山東京伝・作。絵は喜多川歌麿。笑って命を伸ばせる黄表紙。
群書類従を思い出します。「千年の百冊」同様に、個々の本を編纂したもの。
もう、ボリュームが桁外れ。14年間に、古代から江戸初期までの史書や文学作品を、なんと1273種530巻666冊を収めている。
それがですよ、お客さん。
渋谷の温故学会が版木を保管しているんです。その版木一面、塙保己一が指示した規格が20字 × 20行で彫られている。原稿用紙の基本、ここに始まる。
息をのんで動けなかったなぁ。