「くそっ!」は、アラビア語で「トズ!」
5月18日から21日まで、早稲田大学でやっている「映像で知るパレスチナ」。
その19日プログラム「アラブの春とパレスチナ」。前半にパレスチナのラッパー映画「スリングショット・ヒップホップ」を上映。後半は、パネルディスカッションでした。
野中章弘さん。早稲田で教えてます。アジアプレス・インターナショナル代表でもある。
前半に登壇した山本薫さん。
そして、ラップグループKPのFuniさん。「僕は、川崎生まれの在日コリアン3世です」。
難民援助をするNPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」に声をかけられ、しかも大学でパネラーをやることに最初はとまどい気味。
出自を説明。「ヒップホップが30%。『マルコムX』などの本が20%。そして、窓の外の景色が50%」で、今の自分があると語る。
ラッパーといえば、キャップをかぶっているのに。パンツを下げているのに。「よぅよぅ」と始まるのに。
「今日は、ただのおじさんスタイルで来ました」と笑いをとってから、パレスチナのラッパーへの親近感を話す。実感からの声。
パネルディスカッションが終わり、「もしや」と期待していたライブが始まる。
最後は、観客から題を集める。
「くそっ!」「占領地」「モラトリアム」。即席で歌い始める。全員立ち上がってリズムをとる。
Funiさん、よかったよ。ライブハウス行くよ。