これ以上の、自分との闘いはない
もう、2014年8月の実施要項が決まってます。
第7回トランスジャパンアルプスレースTJARでは、何人のエントリーがあるのでしょうか?
第6回大会2012年は28名でした。今年NHKスペシャルで放送されました。驚天動地。人間に、こんなことが可能なのか。トライアスロンより過酷。
・北 → 中央 → 南アルプスの、麓ではなくてピークを縦走する。縦歩じゃないよ。
・照り返しの激しいアスファルトも、200km以上ある。
・日本海の富山湾・滑川市の早月川河口から、太平洋の静岡市・大浜海岸まで415km。
・8月12日午前0時スタートし、19日午後24時がタイムリミット。8日目に突入したらアウト。
・そのために、眠るのは1日2〜3時間。仁王立ちした金色骸骨の幻覚も見る。
「激走! 日本アルプス大縦断」集英社刊。放送で伝えられなかったことが満載。
5日間6時間24分で勝利した望月選手だけでなく、完走した選手からリタイアした選手まで、克明に追っていく。
放送で不思議だったこともわかった。
山岳で選手を追いかけているカメラマンも、今回は撮影に回った選手なのだ。固定カメラもあるが、基本は同走しながらの作業。そうだよなぁ、選手同様の脚力がなけりゃ番組はできなかったよねぇ。
それにしても、いつの間にか日本は山岳耐久レースが盛んだった。山岳縦走競技は、国体にもあったのだ。