夏の旅の相棒は、本一冊でしょ
イマニーを聴いてます。アフリカ・コモロ諸島出身の両親を持つファッションモデル。30歳を前に、歌姫に。
あぁ、本一冊持ってコモロ諸島に行きたい。どこにあんだろ?
ただ今の積んどく書、6冊。
・地球全史の歩き方 白尾元理著 岩波書店刊
新生代・中生代・古生代。の前に、原生代、太古代、冥王代がある。冥王代とは、地球が45億7000万年前の地球。その地層を訪ねる写真家の撮影紀行。
・農業を買い支える仕組み 辻村英之著 太田出版刊
フェアトレードってあるでしょ? 先進国は適正価格で農産物を買おうよ、っていう活動。豊凶作の波と、取引相場でしわ寄せが農民に行く現状の打開策。
・生まれ変わる動物園 田中正之著 化学同人刊
京都市動物園は、大学研究者が初めて常駐する動物園。チンパンジーやゴリラの「お勉強」や、出産・子育てを観察している。
ここらあたりまでは、夏向きアウトドア・ブック。
・ぼくの宝物絵本 穂村弘著 白泉社刊
著者は歌人です。社会人になって、午前8時40分から午後10時過ぎまで働いて、慰めになるのは絵本だった。紹介された30人前後の作家の中で、僕は2人の絵が気に入った。ヨックム・ノードストリュームと酒井駒子さん。
・「育メン」現象の社会学 石井クンツ昌子著 ミネルヴァ書房刊
流行語大賞にもなった「育メン」。かつては、男は外で働くという常識があった。というのは真っ赤なウソで、武家時代から、武士は「育メン」であったとひも解く。
・自分だけの部屋 ヴァージニア・ウルフ著 みすず書房刊
「ヴァージニア・ウルフなんか怖くない」というタイトルが刷り込むこまれているから、ほんとは怖いヴァ・ウなんだろうと思っていたら、女性の精神的・経済的自立を説く人だった。
コモロ諸島で、ハードカバー1冊とイマニー。