ハーブティで「偽文士日碌」を読む

ハーブティで、アップルジンジャーなるお茶を飲みました。

冷房の利いた喫茶店で、リンゴとショウガ味。は、全然しません。鼻がいかれているか? おもわず、カップに顔を近づける。よくわからない。

「偽文士日碌」筒井康隆著。

文士は小説家。文士とか物書きって、もはや、目指す若手が普通じゃない言い回しをしようと思って使うだけになった。それだけ、聞く人にはイヤミ。

パロディ大好きの筒井康隆さん。さすがに、文士の上に「偽」をつけてテレをかくす。「碌」は、ロクでもないの「碌」だから、まぁ勘弁してくださいと始める。

一途、気骨、破綻と三拍子そろった文士が、かつてはいた。筒井さんの先輩方。それを軽薄にパロって過ごそうと、まず唐桟(とうざん)の着流しでスタイル決める。

自分の原稿書きの現場は、あまり出てきません。

書くのは、他人の本の解説や帯の推薦文。それより、文学賞選考会の話は頻出する。重鎮なんだなぁ。パーティシーンや会食もよく出てくる。

彼はホリプロ所属のタレントでもあるので、演奏会・舞台・テレビ出演もよくする。自著の朗読会もやる。地味にやりません。朗読プラス、ジャズなんて演出で。

2008年6月から2013年1月までの個人ブログをまとめた本です。

快眠・快食、よく出掛ける。作家生活50年続けて、テレビで「流行作家役」をする、奇跡の後期高齢者だった。

アップルジンジャーの葉の刻みは、なんとなくありがたみがある。

乾いたら香りがあるかもしれない。店員さんに頼んで、捨てずに袋に包んでもらう。家で乾かしたが、やはり匂わなかった。ロクでもないところだけは、似てる。

ペットショップボーイズ

僕のブログは、「フェイスブック 僕だっちタイムス」引っ越し中。「音だっち」ツネツネに毎晩訊くことが出てくる。迷惑だろうなぁ。