僕のスポーツ・グラフィック9月号

この夏は、世界水泳世界陸上世界柔道と忙しかった。20日から、世界レスリングがブタペストで始まった。

テレビ中継、女子の部。※男子部はメダルが穫れないから、中継しないのだろうか?

20歳の登坂、48kg級で金。幸先よし。55kg級吉田、すべての試合で相手に1ポイントも与えずに金。これで14連勝。59kg級伊藤、3位決定戦で敗れる。彼女も20歳。

締めは63kg級の伊調も金。おもしろくなさそうな顔。勝つのはあたりまえで、「自分が納得する試合になってない」から。11度世界チャンピオンになっても、理想は遠のく。

重量級になると、日本はつらくなる。7階級の内、3つの金メダルで上等だ。

変わって、サッカー。

アジア・チャンピオンズ・リーグで柏が準決勝進出。4年振り。年末のクラブ選手権に出場するために、優勝してほしい。次の相手、広州恒大は強いよ。

ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグも始まった。

メッシ、いきなしハットトリック。憎らしいくらい、うまい。

シャルケの内田がゴール。めずらしい。香川、プレミアリーグで出番がなかったが、やっと出場。マンUの新監督、パッとしないから、そのうち解任されるんじゃないか? アーセナルの宮市もデビュー。

かわいそうだったのは、本田。

バイエルン・ミュンヘン相手に、試合をさせてもらえない。守ってカウンター狙いをするも、彼のところにボールが来ない。ロシアリーグでNo.1チームでも、去年のCL王者とはレベルの違いがまざまざ。

彼は、やはりザックのフォーメーションが気に入っているんだろう。リスクがあっても、攻撃布陣がいい。

そろそろ、W杯の国も順々にそろいだした。

欧州13枠は、リーグ戦の出場国表を見たら過酷だった。アフリカ5枠もシビア。リーグ戦を勝ち残った10カ国がホーム&アウェイの短期決戦で勝たねばならん。

南米4.5枠の0.5は、なんとウルグアイでアジア枠とプレーオフしないといけない。

こういう連中とリオで闘うザックJ。目標、正面の敵。レスリング会場のキャラのように、まず、にらめ。

氣志團