ボランティアのエキスパートの人
10月から園芸高校バラ園に生徒たちが復活してきた。2学期の授業開始なのだ。作業は、前回と同じ落ち葉掃きと中耕。
「バラの根は、このようになってます」と、高橋先生が作業前講義を始める。チョークの絵が気に入った。
逆三角形で、地上に対して貧弱な構造。強風で倒れることもある。その他、根っこは空気が好き。根っこは乾燥が嫌い。
ボランティアのメンバーだけでやるより、作業面積がぐっと増える。休み休みやって、おしゃべり。
坂和さんは、農大の社会人向け授業に通ったほどの本格派で、別荘でもバラを育てる。このバラ園以外にもボランティアをやってる。
「どこで、やってるんですか?」
「都立の公園。新宿御苑とか、いろいろです」
タンポポに外来種があることを知る。生命力が強く、日本古来からの種は負ける。だから、外来種をどんどん引っこ抜く。魚にも同じ話があったな。
作業が終わって、友だちからもらった質問を先生に尋ねる。
<質問>
・モッコウバラの鉢植えを半年前に購入。7月ころに葉っぱが黄色になり、ほぼ落葉。これって、病気でしょうか?
<答え>
・モッコウバラは、繁殖力が旺盛です。大型の鉢に植え替えましょう。
実際に、バラ園で生えてるモッコウバラはジャングルのような状態だった。室内で育てるには、野獣派なんじゃないか?
MGMT。