筋肉ムキムキなのに、顔は草食系

あと1日、種目別で跳馬・平行棒・鉄棒を残すだけになった世界体操。もう、上出来の成績だ。

床で17歳の白井健三選手、初出場で金メダル。リスが飛び跳ねてるよう。あん馬で、亀山耕平選手も金メダル。流れるような美しさ。

つり輪の山室光史選手。ロンドン五輪でケガをして復活。みごとに決勝に残った。結果は7位だったが、1年間の我慢が実ったね。来年こそ、金メダルだ。

一昨日の個人総合も見応えがあった。ご存知のように、内村と加藤で1・2フィニッシュ。

最初の床で2・3位。2種目目のあん馬で1・2位に上がる。それからがドキドキの連続。つり輪と跳馬で1・3位。5種目目の平行棒で、また1・2位。

2〜5位までが大混戦。なんとか加藤選手にメダルを穫ってほしいから落ち着かない。2位に復活したが、3位との差が0.084という僅差。

最終種目、鉄棒。

それまで、違うグループの選手が鉄棒でミスを連発してた。棒上で止まったり、足にひっかけてフィニッシュが乱れたり。プロテクターが切れて、競技を放棄した選手もいた。これ、30秒以内に競技にもどらないといけないルールがあるんだね。ショックで、もどれるはずがない。

加藤選手に、いやな雰囲気。「落下しないでくれ、止まらないでくれ」を念じて目にチカラがはいる。結果、15.166。やったぁ、15点台。

最終演技者の内村選手は点数をリードしていたので、こちらの金メダルは余裕で見られた。

日本1・2位は、8年振りなのだという。2人の8年前は、中学生か?

陸上選手で、筋肉マニアがいた。筋肉の名前を細かく覚えるマニア。体操選手にこそ、筋肉マニアがいそうなんだが。

セバドー