親水にするため活躍する人々

これ、とろろ昆布じゃありません。

会場の天井から下がり、机の上で2〜3回うねって、床まで。目を近づけると、絵地図らしい。

鳥が飛ぶ、畑や田んぼがある、子どもが遊んでる、祭りの風景がある。鳥瞰図で見た、川の地図。それも、多摩川利根川天竜川、四万十川

チラシを見たら、川地図だけじゃない。富士山・高尾山・丹沢・秩父の山編もあれば、屋久島・浜名湖・軽井沢と続く。

すべて偕成社発行で、「屋久島散策地図」は12刷まで発行してた。著者は村松昭さん。

根気のいる仕事。一枚を完成させるために、どれくらい現地を調べるんだろう。食い入るように見る。

川好きだから「隅田川水系文化展」に行った時のひとこま。会場は、墨田公園リバーサイドギャラリー。地下鉄・浅草駅すぐ。

川といっても、釣りの趣味はないから地方まで足が延びない。

手軽なのは、都市河川散歩。皆様、事情は同じ。そこで、写真撮影やスケッチや俳句を楽しむ団体の作品展になる。

もちろん、市民交流や自然景観を維持する団体も参加している。彼らは、これからの活動参加を呼び掛ける。川別にグループがあるのだ。

「水都東京を創る会」「隅田川クリーンキャンペーン実行委員会」の藤原隆さんと知り合う。

8年前から、隅田川両岸でゴミ拾い活動をしている。冷蔵庫や自転車があたりまえに捨てられていた時から、リバーサイドカフェが作られる現在までの、モラルの証言者でしょう。

頭が下がる。

下水の浄化装置は、格段に向上してる。それに追いつかない生活排水があるから、シラウオの棲む川にはもどれないのだった。

クラレンス・カーター