限界なく広がる九州の海
ヨーロッパCL決勝トーナメントの組み合わせが発表された。香川のいるマンチェスターUは、ギリシャのオリンピアコスと対戦する。
クラブW杯は、いよいよ準決勝。バイエルンMの連勝は止まらないのか?
女子W杯は、東京五輪後の誘致が決まった。のりお監督の動向が最近ニュースになったな。
「若い選手にダジャレが通じない」。今頃はバラエティ番組で、せっせと新ネタを仕入れ中だろう。
僕も思い出す。ダジャレのスルー体験。タイトロープの仕事が続いて「あぁ、もう玄海灘ぁ」とつぶやく。周囲で働く人々の動作に、一瞬の変化も無し。
あなたも、委細かまわず働き続けます?
玄海灘トラウマになって、以来見たくない文字を見た。
著者の石井忠さんは、自宅前の玄海灘の浜でビーチコーミングをやり、漂流物学会なるものを始めた。その会報をまとめた本。
漂流物といえば、まずヤシの実。流れ来るには、海流がどうなっているか? に興味が湧く。ハングル文字の物件を手にとれば、朝鮮半島の状況も考えざるを得ない。
動物がまぎれ込めば、生態学。木片があれば、古代歴史。
でも圧倒的にはゴミだから、環境がどうなってるか? に市井の民は足元から考える。
やり過ごしていた、あらゆるジャンルが時をおかず漂流するのが、海辺なんだ。
それを、棚の大瓶小瓶に整理してる石井さん。
いらなくなった物をお裾分けしてくれないか? それで漂流物アートを作ってみたい。