大滝詠一さん、追悼第2弾

新春恒例、箱根駅伝

東洋大V奪還。田園都市線沿線大学では、駒沢大2位、日体大3位、東京農大14位、國學院大17位、国士舘大22位。皆、多摩川が練習場だろうか。

お正月は、引き続き引きこもり中。3日目に朝刊が来た。

内田樹さんが師匠と仰ぐ、大滝詠一兄さんの惜別記事があった。

よく、「無人島に1冊だけ持って行くとしたら、どんな本を?」というのがある。兄さんは「レコード・リサーチ」と答えたという。1962〜66年の楽曲カタログ。

「日本ポップス列伝」「アメリカポップス列伝」というラジオ番組もやっていた。内田さんは、それを何十回も繰り返し聴いていた。

恋するカレン」は、明治からの広い音楽を土台に育った曲だった。兄さんの見識を感じられて、うれしかった。

あらゆる音楽を身に浴びてきた男。読書に乱読があるなら、音楽に乱聴あり。瀬戸内寂聴は「美は乱調にあり」。「日本ポップス列伝」の一部を聴く。

僕も、全部聴きたくなってきた。