スペイン人の謙虚は、強い

クリスマス・お正月休みが終わって再開されたヨーロッパサッカー。

ブンデスリーガでは、バイエルンMが引き続き勝利した。無敗記録42。快進撃を受け継いでいるのがグアルディオラ監督だ。

バイエルンMの前、彼はスペインのバルサを指揮した。その時の成績は、リーグ通算116勝25分11敗。勝率76.3%。

スペインは、バルサとレアルの2強多弱リーグといわれる。そして、ドイツでは連勝中のチームを引き受ける。

「名将グアルディオラ58の教え 大切なことはみんなピッチで教わった」飛鳥新社刊。

成功者が心掛けを語ると、たいがい同じような内容になる。

仕事をおもしろくする。おもしろい、の意味は広い。ラクをすることではない。ラクは飽きる。

シンプルに考える複雑さ。相手の立場に身をおく主体性。逆境に飛び込む慎重さ。考えることをおもしろい、と思えなければ成功しない。

でも、成功というのは他者基準であって、自己評価には使えない。ところが、失敗のほうは自己が認識すること。

58番目の教えは、謙虚であれ。それなら、世界ランキングでトップクラスの日本。

謙虚さに、何がプラスされればFIFAランキングのトップ10になれるのか?

森は生きている