いつの間にか、常連だ

1年に2回 × 3年で、6回聴いたことになる大田区ハイドン室内管弦楽団

最初は、取りつく島がなくて眠てた。

そのうち、1曲くらいは聴けるようになった。慣れとは、よくいう。2年目になったら、全曲を聴く。3年目で、プログラムを読む余裕がでてきた。

1週間前からラジオ「高校講座 音楽1」で、クラシックに古典派とロマン派の流れを学ぶ。

今回は、バッハとハイドンが古典派で、シューマンがロマン派だ。だから何なのか、未だわからないが。

隣に坐ったおばさん2人組。「たまには、こういう落ち着いた雰囲気もいいですね」と言う。とはいえ、1人は演奏前から、もう1人は途中から熟睡状態に入る。

最初は、誰でも。

バッハは、親父のセバスチャンじゃなくて、息子のクリスチャンの曲。「18番目の子」、ってセバスチャンは何人子どもをつくったのか。

ハイドンは、交響曲103番「太鼓連打」。これも、1番から作曲したなら、どんだけつくったのか。

第3楽章が気に入った。説明文によると、

・風格漂うメヌエット。付点音符が効果的に用いられている。← サッパリ。

・トリオは8分音符でしなやかに昇降するメロディと、リズムを刻む後半部の対照が楽しい。← 楽しいだけは、わかる。

・ベートーベンのスケルツォを思わせるように、目まぐるしく転調を繰り返す。← 「高校講座」の上を行かないと、音楽用語は〜〜〜。

6回通って、なじみの人ができた。どちらも、白髪・黒服だ。

一人は、指揮者の前澤均さん。も一人は、チェロ奏者のおじいさん。写真は、彼の楽譜。

読み取れないけど、あこがれる。